Android SDKのエミュレータは、CPUの動作を丸ごとプログラム上で再現するので、非常に動作が重い。スペックの低めなパソコンでは、検索ワード入力時にサジェストが働いたりすると、キー入力への反応が何秒も遅れたりして非常にイライラする。
エミュレータに無理矢理インストールしたマーケット公式アプリで気になるアプリをダウンロードしたいときは、パソコン上から「adb」を利用してアプリの詳細画面を直接表示してしまおう。
Androidのアプリは、画面ごとに「アクティビティ」として起動されるようになっており、端末内に用意されている「am」というプログラムをadb経由で実行すれば、マーケットのアプリ詳細画面など、任意のアクティビティを起動できる。
コマンドプロンプトなどからadbを実行するのは面倒なので、ダイアログにURLや検索ワードを入力するだけでadbのコマンドを実行してくれるラッパースクリプトを用意したぞ。

アプリのページを開きたい場合は、ブラウザなどでマーケットのアプリのページのURLをコピーしよう。

あんスマが用意したMarketOnEmulatorHelper.zipに同梱の「LaunchMarketActivityInEmulator.js」をダブルクリックして起動する。

入力ダイアログにアプリのページのURLや、検索キーワードを入力しよう。

エミュレータ上でマーケットアプリが起動するぞ。

・MarketOnEmulatorHelper.zip