ライトや鏡など小物ツール10点の詰め合わせ「SwissArmy Knife」

SwissArmy Knife」は、ライト、拡大鏡、鏡、タイマー、ストップウォッチ、コンパス、水準器、物差し、電卓、単位変換という10個の小物ツールが収録されたアプリだ。
ライトではカメラのフラッシュを利用する方式と画面を白などで塗り潰して光源にする方式の両方が利用でき、拡大鏡は一時停止機能を搭載、鏡は白枠を表示して照明代わりとする機能を備えるなど、いずれのツールもそこらの単体アプリに引けを取らない本格的な機能を備えている。
いくつものツールを個別に探してインストールする手間が省けるので便利だ。アプリのサイズは1メガバイト未満とコンパクトで、「ネットワークへのフルアクセス」のパーミッションを必要としないので、安心して利用できるのもありがたいぞ。
各ツールへはツールの一覧画面からアクセスするようになっており、各ツールの画面を直接開くショートカットなどは用意されていないが、「Nova Launcher」や「QuickShortcutMaker」などのショートカット作成アプリを利用すれば、頻繁に使うツールの画面をホーム画面から直接開くことも出来るぞ。

SwissArmy Knife – Google Play の Android アプリ

Nova Launcher – Google Play の Android アプリ

QuickShortcutMaker(ショートカットツール) – Google Play の Android アプリ



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SwissArmy Knifeを起動すると、このようなツール一覧が表示される。


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ツールを選択すると、それぞれの画面が表示される。「Flashlight」では、カメラのLEDを光らせて照明がわりにできるぞ。各ツールの画面では、メニューの「Settings」から固有の設定を行える。


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Flashlightの設定では、カメラのLEDの代わりに真っ白な画面を表示して光源にする方式を選択できる。色を変更することもできるので、天体観測などで弱い光源が欲しい場合にも有用だ。


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「Unit Converter」は、インチからセンチメートルやポンドからグラムなどの単位変換を行うツール。起動時にキーボードが表示されるので、数値を入力してから種別、元の単位、変換先の単位を選択するという手順で利用しよう。


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「Timer」では、4つまでのタイマーを登録して、並列実行できる。


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「Stopwatch」は、ラップの記録にも対応したストップウォッチ機能だ。


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「Compass」は方位磁石機能。


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「Bubble Level」は、端末が置かれた場所が水平かどうかを計る水準器ツール。正確に計測するには、水平であることが分かっている台の上に置いて、メニューの「Calibration」で誤差を記憶させて補正させよう。


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「Calculator」は電卓。珍しい機能としては、「1」キーの長押しで単位変換画面に遷移できる機能などがあるぞ。


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「Magnifying Glass」はカメラの映像を拡大表示する拡大鏡ツール。一時停止ボタンでその時に映っている内容を固定表示可能だ。拡大縮小は、画面の上下スワイプでも実行できる。


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「Mirror」は、端末のフロントカメラの映像を表示して鏡がわりにするツール。電球のアイコンをタッチすれば、白い枠を表示して照明がわりにすることも可能だ。


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「Ruler」は、メモリを表示して定規がわりにするツール。メモリは端末の画面サイズ情報を元に表示されるが、多少誤差が生じることがあるので、メニューの「Calibration」で修正しよう。


よく使うツールのショートカットを作成


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よく使うツールの画面を直接起動するショートカットを作成するには、「Nova Launcher」や「QuickShortcutMaker」などのアプリをインストールし、ショートカット作成メニューから「アクティビティ」を選択しよう。
QuickShortcutMakerの方がアイコンやテキストを選択できて自由度が高いが、アクティビティの個別アイコンが反映されるNova Launcherの方が分かりやすいだろう。


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アプリの一覧でSwissArmyKnifeを選択し、ショートカットを作成したいツールを選択しよう。


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作成されたショートカットをタッチすれば、即座にそのツールが起動されるぞ。

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2014年10月12日18時45分 公開 | カテゴリー: ライフハック | キーワード:, | Short URL
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