「共有」などから写真や動画に素早くモザイク処理を施せる「ObscuraCam」

TwitterやFacebookなどのSNSでは、撮影した写真を手軽に公開できるが、他人が写っている写真を無断で公開してしまうと迷惑を掛けてしまう恐れがある。また、ナンバープレートや地名の標識など個人の特定に繋がる情報も、ストーキングなどに悪用されるかもしれない。
このような公開するとまずい部分が含まれている写真は、モザイク処理などを施してから公開する必要がある。
手軽に画像にモザイクをかけたければ、「ObscuraCam: The Privacy Camera」というアプリがオススメだ。
顔認識機能が搭載されており、画像を読み込むだけで自動的に顔にモザイクをかけられる。手動での追加も可能なので、ナンバープレートなどの隠蔽も可能だ。
さらに、選択範囲を隠す通常のモザイク処理だけでなく、選択範囲以外を隠す背景モザイク処理も可能。映り込んだ通行人などをまとめて隠したり、周りの景色から身元を特定されるのを防ぐことが出来るぞ。
ファイルを開く方法としては、トップ画面からカメラアプリや画像選択アプリを起動して受け取る他に、カメラアプリや画像ビューアの「共有」メニューから受け取る方法も利用可能。処理後の写真を「共有」対応アプリに受け渡すこともできるので、撮影した写真を素早く加工してSNSアプリなどに受け渡せるぞ。

ObscuraCam: The Privacy Camera – Google Play の Android アプリ



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ObscuraCamを起動すると、このようなトップ画面が表示される。「New Picture」ではカメラアプリが、「Obscure Photo」では画像選択アプリが起動し、撮影/選択した写真を加工できるぞ。


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カメラアプリや画像ビューアなどの「共有」メニューで「ObscuraCam」を選択して、表示中の写真を受け渡すことも可能だ。


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画像を読み込むと、自動的に顔認識処理が実行され、検出された顔の部分にモザイクがかかる。


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画像上をタッチすれば、モザイクの領域を追加することが可能だ。また、領域をドラッグして移動したり、淵の部分をドラッグして寸法を変えることもできる。また、選択した領域の下に表示されるメニューの「Redact」を選択すれば、黒塗りに変更できるぞ。


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「CrowdPixel」では、選択範囲以外がモザイクで隠される。


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ツールバーの目のアイコンを押すと、領域の枠が無くなり、処理結果をプレビューできる。


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フロッピーディスクのアイコンで、処理後の画像を保存できる。この時、元のファイルを削除するかという問い合わせダイアログが表示されるので、元の画像も残しておきたい場合は「No」を押そう。


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ツールバー左端の共有ボタンを押すと、処理後の画像を「共有」対応アプリに受け渡せる。SNSやメールのアプリに受け渡せば、素早く送信できるぞ。

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2014年07月23日00時04分 公開 | カテゴリー: マルチメディア | キーワード:, | Short URL
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