5月8日にau、5月14日にドコモから今夏発売の新機種が発表され、GALAXY S5やXperiaを皮切りに続々と発売が始まっている。
今夏の新機種は、2.3GHzのクアッドコアCPUなど、基本スペック面では冬～春モデルとあまり変わっていないものの、ドコモのVoLTEやauのキャリアアグリゲーションなどの新通信方式に対応し、最新OSの「Android 4.4」を搭載するなどの進化を遂げているぞ。
各社の新機種発表の記事や関連記事をまとめたので、近々スマホの購入を検討している人はぜひ参考にして欲しい。

ドコモはスマホ6機種、タブレット2機種を発売。高速データ通信を行うLTE通信を利用して高品質な音声通話を実現する「VoLTE(Voice over LTE)」などの新機能に多くの機種が対応している。
5インチ超えの大型端末が多い中、4.3インチのコンパクトスマホ「Xperia A2」に注目したい。

auもスマホ6機種、タブレット2機種と充実の顔ぶれ。Xperia、AQUOS、GALAXYはドコモと共通だが、超高精細液晶を備えた「isai FL」、実用性を重視した大人向けの「URBANO」、耐久性を追求した「TORQUE」など個性的なモデルも揃っている。
800MHz帯と2Ghz帯の電波を同時使用して受信最大150Mbpsを実現する「キャリアアグリーション」や下り最大110Mbpsの「WiMAX2+」などの新通信方式への対応にも注目だ。

ソフトバンクでは、今夏は発表会での一挙発表は行われないが、夏の新機種第一弾として「AQUOS Xx 304SH」が発表されている。

今夏の新機種に搭載されるAndroid 4.4では、ホームキーなどのナビゲーションバー部分を非表示にした完全な全画面表示のままでアプリを操作できる「Immersive」モードや、パソコンとのデバッグ接続で画面の表示内容を動画として保存できる「screenrecord」などの魅力的な機能が搭載されている。

冬～春に発売済みの端末も、2.2～2.3GHzのCPUなど、スペック面では夏モデルとほとんど変わらない性能を備えている。Android 4.4や各社の新通信方式などに興味がなければ、値下がりしつつあるこれらの機種を選択するのも良いだろう。

Googleから発売されている「Nexus 5」も、フルHD液晶や2.3GHzのクアッドコアCPUなど最新鋭のスペックを備えており、回線契約などの縛り無しで16GB版は39800円、32GB版も44800円と手ごろな価格になっている。
ワンセグなどの機能は搭載されていないが、余計な機能に煩わされることもなく、root化やカスタムROMの導入などのカスタマイズが行いやすいのが魅力だ。