【Mikan Browser】バージョン1.1.0で不要コンテンツをブロックできる「リソース割り込み」が追加

「Mikan Browser」のバージョン1.1.0では、Android4.0以降の機種で「リソース割り込み」という機能が新たに利用できるようになった。これは、Webページ上の埋め込みリソース(画像やJavaScript、インラインフレームなど)のURLが条件に一致する場合、サーバからの取得を中止してダミーの画像やテキストにすり替えるという機能で、「Opera Mobile」などにあるコンテンツブロックのようなものだ。
不要なデータの読み込みを防止することで、ページの表示速度を向上させたり、メモリ消費・CPU負荷を軽減するなどの効果が期待できる。回線速度やマシンパワーの限られたモバイル端末では特に嬉しい機能だ。



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画像をブロックしたい場合、ページ中の画像のロングタップメニューから「画像のURLをコピー」を実行しよう。



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Mikan Browserの設定の「ブラウザ設定」→「リソース割り込み設定」に進み、「リソース割り込みを有効にする」のチェックをオンにして、「リソース割り込みの管理」に進もう。


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「追加」ボタンで追加ダイアログを表示したら、「代替タイプ」で「空のPNG画像」を選択し、「URL」の欄にコピーしておいたURLを貼り付け、URLの後半の画像IDなどの変動する部分を削除して「OK」を押そう。


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登録した文字列を含むURLの画像が表示されなくなるぞ。サーバへのリクエスト自体が行なわれなくなるので、ページの読み込み時間も削減できる。


スクリプトやインラインフレームのURLを調査

JavaScriptやインラインフレームによる埋め込みコンテンツは、ロングタップからURLをコピーすることが出来ない。そこで、ページ中に埋め込まれたスクリプトやフレームのURLを調査するためのブックマークレットを用意したぞ。


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利用するには、まず以下のページでテキストボックス内に書かれたブックマークレットのURIをコピーしよう。


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下記の記事の手順に従って、好きな操作にブックマークレットのURIを開く「URLを開く」アクションを割り当てよう。


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登録したアクションを実行すれば、表示しているページ中に埋め込まれたスクリプトやフレームのURLが一覧表示されるので、非表示にしたいコンテンツに関係有りそうなURLをコピーする。


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リソース割り込みの登録ダイアログに貼り付け、「代替タイプ」を「空の文字列」ににして登録しよう。


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2013年02月19日23時50分 公開 | カテゴリー: ネット情報活用 | キーワード:, | Short URL
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