授業レジュメや資料はUSB・Dropboxを使ってスマートフォンやタブレットで持ち運ぶ

最近では、大学のシステムや、教授の個人サイトなどを使い、授業レジュメや資料を事前にネット上で配信する授業が多い。これらのレジュメや資料を、授業前日にPCでダウンロードして印刷し、印刷した紙を持って授業に行く……という人が多いが、Androidスマートフォンやタブレットを持っている人であれば、スマートフォンやタブレットの中にファイルを入れておけばよい。紙やインク代がかからないし、紙と違ってかさばらないから持ち運びも楽だ。
PDFやdocなどのファイルをスマートフォンやタブレットへ、USB経由で転送する方法と、Dropbox経由で転送する方法を紹介しよう。

最近では、授業レジュメや資料が、PDFやdocファイルとしてネット上で配信されている場合が多い。


授業レジュメや資料をUSB経由で転送

Adobe Reader – Google Play の Android アプリ
OfficeSuite Viewer 6 + PDF & H – Google Play の Android アプリ

スマートフォンやタブレットをUSBケーブルでPCに接続する。

接続時、「マイコンピュータ(コンピュータ)」の「ポータブルデバイス」にスマートフォンやタブレットが表示されれば正常だ。表示されない場合は、下記参考記事通りに「ドライバ」を導入しよう。

参考



ダウンロードしたレジュメや資料ファイルを、スマートフォンやタブレット内にドラッグ&ドロップでコピーする。一番上のフォルダに「Study」フォルダを作成し、その中にコピーするとよいだろう。

授業開始時に、レジュメや資料ファイルの形式に合わせたアプリでファイルを開く。PDFファイルなら「Adobe Reader」、docファイルなら「OfficeSuite Viewer」がオススメだ。両方とも、編集機能はないが無料で利用できる。

後は、レジュメや資料を見ながら授業を受けるだけ。スマートフォンだと若干小さいが、「Nexus 7」などのタブレットなら、紙とほぼ変わらないぞ。

教室でネット接続が可能ならDropboxを利用する

USB経由でレジュメを転送する方法は、毎回ケーブルを引っ張り出すのが面倒だ。定番のクラウド型ストレージ「Dropbox」を経由させる方法であれば、ケーブル接続が不要になるので快適だ。
ただ、この方法を使うには、1つ条件がある。レジュメを開きたいAndroid端末が、教室でネット接続できなければならないのだ。家のPCからDropboxにレジュメをアップロードし、教室でスマートフォンやタブレットを使ってDropboxからレジュメをダウンロードする、という仕組みなので、教室でネット接続ができないとレジュメを開くことができない。スマートフォンを使う場合でも、教室が地下で電波が入らなかったりするとNGだし、「Nexus 7」などタブレットの場合には、教室の無線LANを利用する必要があるのだ。
「Nexus 7ユーザーだけど、教室に無線LANがない」といった場合に使えるテクは、次ページで紹介する。


ホーム – Dropbox
Dropbox – Google Play の Android アプリ

まず、DropboxをPCにインストール。途中で「Dropboxアカウントを持っていません」を選択してアカウントを作成し、無料アカウントで利用を開始する。



Dropboxフォルダの中に、勉強用のフォルダを作成する。「勉強\学年学期\科目名」とフォルダを作り、中にレジュメや資料を入れていくのがオススメ。ファイルを保存した段階では、アイコンに更新マークが付いているが……。



少し待つとチェックマークに変わる。これで、保存したファイルがDropbox上にアップロードされた。PCの電源を落として大丈夫だ。

ネット接続が可能な教室でスマートフォンやタブレットのDropboxアプリを起動する。PCからアップロードしたファイルが見つかるはずだ。後はUSB経由の場合と同様。ビューアアプリでレジュメや資料を開けるぞ。

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2012年12月26日09時00分 公開 | カテゴリー: ファイル管理 | キーワード:, , | Short URL
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