Androidは、ホーム画面が「アプリ」として動作しており、ホーム画面アプリを入れ替えることで、ホーム画面の表示や挙動を自分好みに変えることができる、というのが特徴。携帯キャリアや携帯メーカーは、「このスマートフォンのホーム画面は～」などとカタログ等で説明していることが多いが、あれはあくまで「そのスマートフォンを買った時に入っているデフォルトホーム画面は」という意味。気に入らなかったら、自分で他のホーム画面アプリを入れれば良い。
……といっても、他のホーム画面アプリを入れると何が変わるのか、というのはイマイチ分かりにくい。最初から入っていたホーム画面アプリを、「重いけど、これはこのスマートフォンのスペックが低いから仕方ないのだろう」「使いにくいけど、スマートフォンってそういうものだろう」などと思いながら使い続けている……という人も多いのではないだろうか。
Android4.0↑であれば、まず試してみるべきホーム画面アプリは、「Nova Launcher」だ。無料版と有料版の「Prime」があり、無料版でもほとんどの機能を利用できる。基本的な性能が非常に高いホーム画面アプリなので、購入時に入っていたホーム画面アプリが重い、という場合、「Nova Launcher」に変えれば動作が軽快になるはずだし、カスタマイズ性も高いホーム画面アプリなので、購入時に入っていたホーム画面アプリではできなかったカスタマイズができるようになるはずだ。



docomoの「Palette UI」は、アイコンを画面上に「4*4」で並べることしかできない。最近のスマートフォンは画面が大きいので、「4*4」だと割とスカスカだ。また、ウィジェットのリサイズに制限がある。GMailウィジェットは、デフォルトが「3*3」。これを4*3」などに変更することはできるが、「4*2」などに変更することはできない。「Nova Launcher」など、カスタマイズ性の高いホーム画面アプリであれば、ここらへんを自由に弄れるようになるのだ。次ページ以降で、カスタマイズ方法を順に説明する。

目次

参考