目からウロコの知っ得Tipsまとめ

featuredtips
あんスマでは、単なるアプリやガジェットの紹介にとどまらず、有名アプリの意外な活用法や、ありがちな不満を解決する方法など、Androidをより便利に使うための小技も多数紹介している。
過去に紹介したTipsの中から特にオススメの物をここにまとめたので、最近あんスマを知って過去の記事も読んでみようと思った人などは、まずはこれらの記事からチェックしてみて欲しい。

Webブラウズ
Google+
メール
オンラインストレージ
ファイル管理
画像
文字入力
システム管理・カスタマイズ

Webブラウズ

ブックマークに登録したJavaScriptをページ上で実行してさまざまな処理を実行できる「ブックマークレット」がネット上には多数公開されているが、スマホのブラウザでは、パソコンのブラウザで使うこと想定して掲載しているサイトのブックマークレットを登録しにくい。そこで、登録を補助するブックマークレットをあんスマが用意したぞ。

2ちゃんねるなどで使われるアスキーアートは、Windowsの「MS Pゴシック」フォントで表示することを前提に作られているため、Androidのフォントでは崩れてしまう。「Opera Mobile」に互換フォントを読み込むユーザースクリプトを導入すれば、正しくAAを表示させられる。

Google検索のレシピ検索機能は、食材や調理時間、カロリーなどで絞り込んで様々なサイトのレシピを検索できて便利だが、モバイル版では利用できないので、「User-Agent」を変更してパソコンのブラウザを装ってアクセスできるブラウザを利用しよう。

「はてなモバイルゲートウェイ」を使えば、モバイル版が用意されていないページをモバイル化して、読みやすさを改善したり転送量を削減できる。「Mobile Gateway」を使えば、メールアプリなどから直接モバイル版を開けて便利だ。

2ちゃんねる用ブラウザの定番「2chMate」では、SDカード上のログファイルをインポート可能だ。本来は機種変更時などにデータを引き継ぐためのものだが、パソコンで保存したログファイルの閲覧にも応用できる。

Googleの画像関連機能を集めたアプリ「Google Goggles」では、撮影した写真の中の文章を認識して翻訳することも可能だ。いちいちテキスト入力で打ち込む必要がなくて便利なので、Google翻訳と合せて導入しておこう。

Google検索に追加された手書き認識機能を利用すれば、読み方の分からない文字も入力できる。だが、ページの表示言語として選択された言語で使われる文字しか入力できないので、外国語を入力したい場合は表示言語を切り替える必要があるぞ。

パソコンのブラウザで見ているページをスマホで開く方法はいくつかあるが、ブラウザを問わずに利用できてセットアップの手間も少ないのはQRコードを使った方法だ。ブックマークレットを利用すれば、手軽に見ているページのURLをQRコード化できる。

Google+

Androidアプリ版のGoogle+では、プロフィールの文章の編集など一部の機能が未実装になっている。標準ブラウザでパソコン用のWeb版にアクセスしても、入力欄が特殊な方式のため編集できないが、独自レンダリングエンジンを備えたFirefoxでアクセスすれば編集可能だ。

最近のバージョンのAndroidアプリ版Google+では、自分がサークルに登録したユーザーの投稿が表示されるはずの「すべてのサークル」欄に「注目の投稿」が混ざるようになったが、有名人の近況に興味がない人にとっては邪魔なことこの上ない。ブラウザからパソコン版のGoogle+にアクセスして設定を変更すれば、この動作を無効化させられるぞ。

Google+では、公開範囲が限定されている書き込みも、公開対象のユーザーが「再共有」をすると、他のユーザーにも公開されてしまう。「ロック」を実行すれば再共有を禁止できるが、Androidアプリ版からは実行できないため、パソコン用のWeb版から実行しよう。

メール

ドコモの「spモードメール」は、SMSを応用して新着の通知を行なっているので、データ通信をOFFにしていても通知が届くのだが、標準のspモードメールアプリでは着信音などが鳴らないので気づけない。代わりに着信音を鳴らしてくれる「SPモードメール監視」を導入しておくといいぞ。

iTunesの同期設定で連絡先を「Google Contacts」と同期するように設定しておけば、Android側の標準の同期機能で簡単に連絡先をインポートできる。iPhone単体で同期する場合は、アカウントの方式として「Microsoft Exchange」を選択すればいい。

電話帳では名前に読み仮名を登録して並び替えや検索の手がかりにできるが、件数が増えてくると読み仮名無しの連絡先が貯まりがちだ。「ふりがなオートマチック」を使えば、一般的な姓名の読み仮名をいっぺんに自動設定できる。

Gmailアプリでは、ZIP圧縮されたファイルなど一部のファイル形式の添付ファイルをダウンロードできなくなっているが、ブラウザからWeb版のGmailを利用すればダウンロード可能だ。

オンラインストレージ

Androidアプリ版のGoogleドライブでは、サービス上に保存されたファイルを対応アプリで開くことはできるが、端末上にコピーすることは出来ない。「SaveFile」をインストールしておけば、ファイルを開くアプリの候補として表示され、開いたファイルを指定フォルダに保存できるぞ。

ファイルの中身を知られないように暗号化するには、圧縮ファイルのパスワード機能を使うのが手軽だが、標準的なパス付きZIPではファイル名までは暗号化できないので注意が必要だ。圧縮したZIPファイルを更にパス付きZIPで暗号化するか、「7z」などの形式を使おう。

Googleドライブアプリのメイン画面のアップロード機能では、一つずつしかファイルをアップロードできないので面倒くさいが、「ESファイルエクスプローラ」などのファイルマネージャの「シェア」や「共有」の機能では、複数のファイルを選択してアップロードすることも可能だ。

オンラインストレージサービスの無料版はあまり容量が大きくないが、様々なアカウントを併用すれば数十GBの容量が集まる。「Primadesk」を使えば、様々なサービスに保存してあるファイルを一括して検索できるので便利だ。

多機能なファイルマネージャ「ES ファイルエクスプローラー」には、登録したオンラインサービス上のファイルを端末上のファイルと同じように操作できる機能も用意されている。現在はGoogleドライブにも対応するなど、どんどん対応サービスが増えているので便利だ。

ファイル管理

Speed Softwareが「Explorer」という名前で公開しているファイルマネージャは、大きなファイルサイズもキロバイトやメガバイトでなく1バイト単位で厳密に表示し、更新日時も秒単位まで表示してくれる数少ないファイルマネージャアプリだ。

サムネイルの大きさを変更できる画像ビューアは滅多にないが、「File Mgic」というファイルマネージャなら画面の横幅一杯に拡大することも可能なので、細部を確認しながら画像整理を行なえる。

通常の方法で削除されたファイルは、管理情報が削除されるだけで、データの本体はしばらくそのまま残される。SDカードをパソコンにUSB接続してドライブとしてマウントすれば、パソコン用の削除ファイル復元ソフトで復元できる場合がある。

Bluetoothはヘッドセットやキーボードなどの周辺機器の接続だけでなく、端末同士でのファイル転送にも使える。速度は遅めだが、赤外線と違って端末を向かい合わせていなくても転送できるので、ほかのことをしながら完了を待つことが可能だ。

画像

SNSアプリの画像アップロード機能などでは、画像選択機能を備えたアプリが呼び出されるが、「ギャラリー」などの標準アプリはあまり使い勝手が良くない。画像選択アプリとしても動作可能な「QuickPic」などの画像ビューアを導入しておくと便利だ。

「QuickPic」のフォルダメニューの「除外」機能を使えば、簡単に「.nomedia」ファイルを作成して、フォルダをメディアスキャンから除外できる。各種アプリの画像一覧に不要な画像が表示されて邪魔になるときや、誰かに端末を触らせるときに恥ずかしいファイルを見られたくない場合に便利だ。

左右のワークスペースへの移動に連動して壁紙が左右にスクロールするという機能を無効化できないホームアプリでも、「PerfectViewer」の壁紙設定機能を使えば強制的に固定表示させられる。

ライブ壁紙としてホーム画面の背景にカメラの映像を表示してダブルタップで写真を保存できる「カメラスルー壁紙」を使えば、写真撮影までのタイムラグを大幅に削減できる。端末をポケットから取り出して撮影を実行するまでを3秒で済ませられるようになるぞ。

デジカメ専用機にはGPSが搭載されていないものも多いが、「Jpeg GPX Merger」というパソコン用ソフトを使えば、写真の撮影日時をスマホで記録しておいた移動経路と照合して位置情報を埋め込める。

有機ELディスプレイの機種では、同じ画面を表示させ続けると焼き付きが発生しやすい。特に焼き付きやすいのがステータスバーだ。ホームアプリやブラウザなど使用頻度が高いアプリでは、ステータスバー非表示の設定が可能な物を選ぶといいだろう。

文字入力

Evernoteには音声認識でテキストを入力しながらキーボードによる編集も可能な音声入力機能が備わっている。入力した音声も添付してアップロードできるので、誤認識をあとから聞き直すことも可能。Android4.0以降で標準搭載された音声入力機能より使いやすいぞ。

画面端の指定領域のタップや長押しでアプリを起動できる「Counter Launcher」で、マッシュルーム拡張アプリの連続実行を行なう「マッシュルームシーケンサー」を呼び出せば、「Google日本語入力」などのマッシュルーム拡張アプリ呼び出し機能のない文字入力エンジンでも、拡張アプリを素早く利用できるようになる。

人気ゲーム「GTA3」の裏技コマンドはキーボードから入力しなければならないが、ゲーム中はソフトウェアキーボードは展開されない。しかし、「Wi-Fi Keyboard」をWi-Fiネットワークに繋がったパソコンから操作すれば、外付けキーボードが無くてもゲーム中にキー入力を行なえる。

上級者向けのアプリや機能では、処理対象のファイルや設定ファイルなどのパスを自分で直接入力しなければならないようになっていることがあるが、スマホ上でのファイルパス入力は非常に面倒くさい。「getFilePath」を使えば、IMEのマッシュルーム拡張アプリからファイル選択画面を表示し、選択したファイルのパスを入力可能だ。

システム管理・カスタマイズ

「xShortcut」などのカスタムショートカット作成アプリを利用すればブラウザのブックマーク一覧画面など、通常ならアプリを起動した後にメニューなどから開かなければならない画面のショートカットも作成できる場合がある。よく使う画面を素早く開けるようになって便利だ。

カスタムショートカット作成アプリで、完全に透明なアイコンとスペースのみのキャプションのショートカットを作れば、タイトル文字列の背景を非表示に設定できるホーム画面なら、完全に不可視にできる。お気に入りの壁紙を隠したくない場合や、やましいアプリを使っていることを知られたくない場合に試してみよう。

シンプルさ重視のホームアプリにはアイコンをフォルダにまとめる機能が用意されていないことがあるが、「SiMi Folder Widget」などのフォルダアプリで補える。アイコンなどの自由度も高いので、フォルダ機能のあるホームアプリでも試してみる価値はあるぞ。

Androidスマホの通知欄を展開するには画面上部まで指を伸ばさなければならず面倒だが、「Status Bar Expander」を使えば、ホーム画面やランチャーに登録した項目を実行するだけで通知欄を開けるので便利だ。

多くのデータ通信サービスでは、端末上のサーバプログラムをインターネット側からの接続を受け付けるようにするポート解放が出来ないが、自宅に設置したSSHサーバに端末側からアクセスし、インターネット側からの接続を転送させれば代用できる。

Google Playストアに登録せずに配布されている野良アプリをインストールするには、ダウンロードしたファイルをAndroid上で開いて承認ボタンを押す必要があり面倒だ。パソコンに「Android SDK」を導入してAPKファイルへの関連付け設定を行なっておけば、ダブルクリック一発でデバッグ接続した端末に野良アプリをインストールできて便利になるぞ。

Android4.0から搭載された顔認識によるロック機能は、写真などをかざすことで成りすますことが出来てしまう。ビデオチャットの映像を保存すれば、手軽に顔認識登録時と似た写りの写真を調達できてしまうので注意が必要だ。

Androidでは、Google Playストアから端末にアプリを遠隔インストールできる。「Plan B」はこの仕組みを利用して、端末を紛失してしまってからでも位置情報の送信などの紛失対策を行なえる。