Androidのホーム画面には、左右のワークスペースへの移動に連動して壁紙が左右にスクロールするという機能が搭載されている。単なる模様や風景画像ならあまり問題はないが、人物などの画像では、被写体が見切れて格好悪くなってしまうことが多い。
マーケットで人気の高機能なホームアプリでは、壁紙のスクロールを無効にして常に一定の画像を表示させる設定項目が用意されていることが多いが、端末標準のホームアプリなどでは、壁紙スクロールの無効化設定ができないことがある。
このようなホームアプリを使いつつ、壁紙のスクロールを無効化したい場合は、「Perfect Viewer」の壁紙設定機能を使ってみよう。ビューアで表示中の範囲をそのまま壁紙にする機能で壁紙を設定すると、強制的に壁紙が固定されるぞ。

ホームアプリの「追加」メニューなどから壁紙の設定を呼び出し、壁紙選択アプリの一覧で「PerfectViewer」を選択しよう。

PerfectViewerが起動したら、メニューボタンを押して表示されるメニューの一般カテゴリで「開く」を選択する。

端末内のフォルダが表示されるので、壁紙にしたい画像のフォルダに移動して画像を選択しよう。

2本指タッチでのズーム操作やドラッグによるスクロールで、壁紙にしたい範囲が表示されている状態にしたら、メニューの「ツール」→「壁紙に設定する」で「現在の画面」を選択しよう。

壁紙の設定が実行されたら、PerfectViewerを閉じてホーム画面に戻ろう。このように、表示されていた範囲が壁紙として設定されているはずだ。なお、ホームアプリによっては、画面上部のステータスバーが画像に被さらず、画像が下にずらされて表示される場合もある。

スクロールありの壁紙に戻したい場合は、PerfectViewerの「ツール」メニューの「設定」→「その他設定」→「壁紙管理」のチェックを外してから、「ギャラリー」などのアプリで壁紙の設定を行おう。

・Perfect Viewer