Opera Mobileにユーザースクリプトを導入してアスキーアートを正しく表示させる

2ちゃんねるなどで見かけるアスキーアートは、Windowsに標準搭載された「MS Pゴシック」というフォントでなければ正しく表示できない。MS PゴシックがないMacOSやLinuxなどの環境でAAを正しく表示したければ、文字の幅などをMS Pゴシックに近づけた「モナーフォント」などを利用する必要がある。
しかし、Android端末では、自由にフォントをインストールできないようになっている場合が多い。2chブラウザにはSDカード上に用意したフォントファイルでAAを表示する機能が搭載されていることがあるが、ほとんどの汎用Webブラウザは、システムにインストールされているフォントしか使用できない。

そこで、Opera Mobileのユーザースクリプト機能で、Webサーバ上から読み込んだフォントでページのテキストを表示する「Webフォント」の仕組みを利用したスタイルシートを埋め込み、無理やりAAを正しく表示させるユーザースクリプトを用意したぞ。
これを導入すれば、コピペブログなどのアスキーアートも正しく表示可能だ。

aafontuserjs_101AA用フォントを導入していないブラウザでアスキーアートを表示しようとすると、このようにメチャクチャに崩れてしまう。

aafontuserjs_102Opera Mobileにユーザースクリプトを導入してページの使い勝手を改良」の記事を参考に、Opera Mobileでユーザースクリプトを使用する設定を行おう。

aafontuserjs_103aafont.user.jsをダウンロードして、ユーザースクリプト用のフォルダにコピーしよう。

aafontuserjs_104Opera Mobileで正しくアスキーアートが表示されるようになったぞ。なお、初回はWebフォントの読み込みに少々時間がかかることがある。

aafontuserjs_1052ch本体やログ保存サイト、代表的なコピペブログなどがあらかじめ対象URLとして定義されているが、自分でほかのサイトを対象として追加したい場合は、aafont.user.jsをテキストエディタで開いて、「// @include」で始まる行を追加し、URLのパターンを記述しよう。

aafont.user.js
Opera Mobileのユーザースクリプトでページの使い勝手を改良 特集その5

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2011年08月10日20時47分 公開 | カテゴリー: ネット情報活用 | キーワード: | Short URL
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