「MikanBrowser」は、ツールバーの動作割り当てからバー自体の位置まで変更できるなど、カスタマイズの自由度が非常に高いのが特徴のWebブラウザだ。
昨年夏以降しばらく開発が停まっていたが、昨年末ごろから内部構造を大幅に見直した新バージョンの開発が再開。Twitter上での試験公開を経て、ついに先日バージョン1.0.0として正式公開された。
超多機能なMikanBrowserには、ブラウザの仕組みに詳しくないと使い方がわかりにくい高度な機能や、便利なのに多数の項目の中に埋もれて目にとまりにくくなっている機能も多く、すべての機能を使いこなすのは一苦労だ。
そこで、この特集で様々な機能の使い方を詳しく解説していくぞ。

・Browser – Cynthia Project

MikanBrowserはGoogle Playストアには登録されていない野良アプリとなっている。作者のサイトの配布ページで「(Source)」と付いていない方のリンクからAPKファイルをダウンロードして、ダウンロードリストなどから開いてインストールを実行しよう。Androidの設定の「セキュリティ」(Android4.0未満では「アプリケーション」)→「提供元不明のアプリ」のチェックをONにしておく必要がある。

起動すると、このようなシンプルなブラウザ画面が表示される。まずはメニューボタンから設定画面に進もう。

設定画面はこのようなカテゴリに分かれている。「ページ設定」では、Webページの表示方法などを、「ブラウザ設定」ではページの開き方などの動作を設定できる。

一部の設定の変更は、MikanBrowserを終了して起動し直すと反映される。