フィードから不要項目を除去して新着チェックを効率化しよう! RSS特集その4

ブログやニュースサイトには、複数のジャンルの記事が混在しているサイトが少なくない。そのため、ネットやパソコンのネタは読みたいけど漫画やアニメの話には興味がないとか、管理人の近況はどうでもいいというように、同じサイトの記事でも要不要が分かれることがある。また、動画紹介系の記事などのように、モバイル環境では閲覧しづらいから取り除いてしまいたいという記事もある。
そこで、URLやタイトルに特定のパターンを含んでいる項目を除去するフィード変換サービスを用意した。フィード変換サービスなどを自作できる「Yahoo!Pipes」という海外サービスを使っているので、ページが英語で難しそうだが、URLと除外条件の文字列を入力するだけで手軽に利用できるので、ぜひ活用してほしい。

不要な項目を除去したフィードを登録すれば、記事を閲覧するときに邪魔にならないだけでなく、オフライン閲覧のためにダウンロードする画像が減るので、新着記事取得処理にかかる時間を減らせるというメリットもあるぞ。

feed_401まず、変換したいフィードのURLをコピーしておこう。「まるごとRSS」と併用したい場合は、まるごとRSSで変換したURLをコピーする。

feed_402次に、除去したい記事のURLやタイトルに含まれる文字列を調べよう。Googleリーダーの場合、リストの項目を展開すると表示されるタイトル部が各項目のURLへのリンクになっており、カーソルを合わせるとステータスバーなどにリンク先URLが表示される。URLで区別が困難な場合は、タイトルに含まれる文字列を条件にしよう。

feed_403Filter Items」のページに行ったら「Feed URL」の欄にフィードのURLを貼り付け、URLを条件にフィルタリングしたい場合は「Block URL RegExp」、タイトルを条件にしたい場合は「Block Title RegExp」の欄に、除去したい項目に特有の文字列を入力しよう。「|」で区切って複数の文字列を列挙すれば、そのうちのどれかを含む項目を全て除去できるぞ。

feed_404「Run Pipe」を押すと読み込み処理が行われ、結果が表示される。うまく行ったら「Google」のリンクをクリックしよう。

feed_405「このフィードはまだ登録していません」と表示されたら「登録」をクリックすれば、GoogleReaderに登録されるぞ。

feed_406登録項目のタイトルが「Filter Items」になってしまうので、本来の名前に修正しよう。登録フィードの項目の右の「▼」をクリックし、「登録フィードの名前を変更」をクリックする。

feed_407テキスト入力ダイアログに新しいタイトルを入力してOKを押せば、フィードの登録名が変更されるぞ。

Yahoo!Pipes: Filter Items

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2011年08月15日18時52分 公開 | カテゴリー: ネット情報活用 | キーワード: | Short URL
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