スマホを使った「自分撮り」を極める! 背面カメラで自分をキレイに撮影するならこの写真アプリを使え

スマホを使った「自分撮り」で、なかなか理想の写真が撮れないとお悩みの方はいないだろうか。
スマホのカメラには、画面側を向いた「インカメラ」と外側を向いた「背面カメラ」がある。「自分撮り」をする場合、インカメラなら画面を見ながら行えるので思った通りの写真が撮れるだろう。しかし、インカメラはせいぜい100万画素程度で、1000万画素を超える背面カメラと比べると、性能面で大きく劣っている。また、小型化・軽量化を重視したモデルではインカメラ自体を搭載していないことも多く、そうなると背面カメラで画面を見ないままムリヤリ撮影する……なんてことになりがちだ。
そこで、「自分撮り」用のアプリを利用しよう。音声によるガイドや表情をトリガーにしたシャッター機能を使えば、スマホの画面が見えない状態でも上手く自分の顔を撮影できるようになる。
今回は、秋葉原のメイド&アミューズメントダーツバー「SPACE CAFE DINER LOOP」のあいかちゃんに、「自分撮り」アプリの実際の使い勝手を比較してもらったぞ。
スマホ背面の高画質カメラで、ほかの人のとはクオリティの違う「自分撮り」写真に挑戦してみよう。


適当に写真を撮るとなかなか上手くいかない

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スマホには、自分取り用のインカメラ(画面側に付いたカメラ)が付いていない機種があり、それで自分撮りの画像を撮影しようとすると、画面を見ないまま、あてずっぽうでシャッターを押さなければならない。こんな不自然な撮影を実際に行うと……

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顔が写真の中央から大きく外れてしまった。これは失敗作なので、もう一度、写真の中央に上手く収まるようにスマホの位置を調整しての撮り直しになる。こんな調子では、上手く撮れるのはいつになることやら

笑顔に反応する「Morpho Self Camera」

背面カメラによる自分撮りが一気にカンタンになるアプリが「Morpho Self Camera」。顔が画面の中央部分に収まるまで、音声ガイドが指示してくれる。さらに、笑顔を検出すると自動でシャッターを切る機能もあり、これは実用的でもあるが、「被写体が笑顔にならざるをえない」のも高ポイント。合コンで仏頂面の女の子がいても、このアプリを使えば笑顔になるしかない。皆でワイワイと写真を取る場合に楽しめそうなアプリだ。

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「Morpho Self Camera」では最初にスマホを縦と横のどちらの向きで撮るか、写真に入るのは1人か2人かを選択してから利用する

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設定は下にあるボタンで行う。顔のボタンは笑顔の検出機能。笑顔を感知すると自動的にシャッターを切る。指のボタンは、画面タッチによる撮影機能。笑顔ではなく画面タッチで撮影を行いたいときは有効にしておく。電球ボタンはLEDライト。通常の撮影ではまぶしいのでオススメできない。暗い場所で撮影するときに利用しよう

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カメラを顔に向けると音声ガイドが顔の位置を修正する。「顔が入ってないよ?」「少し左」「OK」といった具合。顔が画面中央に収まると「はい、笑って」と声がかかり、そこで顔認識エンジンが笑顔を検出すると、シャッターが切られる。解像度は最大で1600×1200。ちなみに、笑顔の判定はかなりあいまいで、ちょっと表情が変わっただけでシャッターが切られたりすることも

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笑顔でシャッターを切るアプリなので、撮影された写真は当然、笑顔となる。顔の位置の指示はかなり大雑把で、笑顔の判定も厳密さに欠けるが、「顔がだいたいカメラに収まってればいい」程度の写真を撮るなら、むしろこれくらいルーズな設定の方が、撮影に余計な時間がかからないので使いやすいだろう

音声ナビに従って顔の位置を調整して撮影する「SelfCamera」

SelfCamera」も、音声ガイドで自分撮りを行えるアプリ。Morpho Self Cameraよりも設定項目が多いのが特徴で、フラッシュや露出補正、ホワイトバランスなどを指定することができるため、かなり凝った自分撮り写真を撮影することができる。また、顔認識エンジンの判定がシビアで、顔の位置が中心部からズレているとなかなかシャッターを押してくれないので、1人で時間をかけて撮影するのに向いている。高性能の背面カメラを使って、じっくりと納得のいく写真を撮りたい人向けだ。

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「SelfCamera」では、トップ画面で画素数やフラッシュの有無を選択できる。露出補正、ホワイトバランスはメニューの「設定」を開こう。オートシャッター機能もあり、画面内の人型の枠に正しく人物が収まると、自動的に撮影が行われるぞ

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人物は人型に必ずしもピッタリ収まっている必要はない。人型の頭の位置に顔があれば自動的にシャッターを切ってくれる。とはいえ「Morpho Self Camera」と比べると、顔認識エンジンの判定はかなりシビアで、何度も位置修正を繰り返すことになりがち。1人で時間をかけて撮りたい人向けだろう

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今回撮影したアプリの中ではもっとも高い解像度に対応しており、撮影に使ったスマホカメラの最大値である3265×2448ピクセルで撮影できた。背面カメラのデジカメ並の性能をフルに使って自分撮りの写真を撮れるのだ

3秒間の連続撮影で一番いい表情を選べる「自分撮りの達人」

スマホの音声に合わせての撮影だと、自然な表情を撮るのは難しい。3秒間の間に連続写真を撮影して、その中からベストのショットを選べるのが「自分撮りの達人」だ。撮れる枚数は3秒間の間に最大で20枚。撮影が進んでいる間、顔の位置や角度を少しずつズラせば、何枚かはちょうどいい位置での写真になるし、表情を変えたりすることで一発勝負の自分撮りとは違ったニュアンスの写真を撮ることができる。自分撮りがあまりキマった写真になるのは恥ずかしい人は、これで自然な感じの写真を撮るといいだろう。

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まず最初に撮影する枚数を設定しよう。初期設定では3秒間で10枚の連続写真を撮影。最大で20枚の撮影が行えるようになる。解像度は最大で480×800ピクセルとなっているので、画質にはあまり期待しない方がいいかも

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カメラを自分に向けたら、画面をタッチしてシャッターを切ると、連続撮影が開始され次々とシャッターが切られる。同じ写真を何枚も撮っても意味が無いので、撮影中は微妙に頭の角度を変えたり、表情を変化させるといいだろう

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撮影が終了すると、写真が撮られた順番に並べて表示される。あとはこの一連の連続写真の中からベストショットを選べばOKだ

【撮影協力】
Cafe de LOOP
営業時間:月~金 12:00~19:00 土 17:00~翌5:00、日・祝日 12:00~23:00
Cafe de LOOP Official Blog
SPACE CAFE DINER LOOP
営業時間:月~木 17:00~24:oo、金・祝前日 17:00~翌5:00
ループ★メイド&アミューズメントダーツバー★秋葉原店

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2012年09月23日23時54分 公開 | カテゴリー: マルチメディア | キーワード: | Short URL
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