【ノーパソ&スマホ】Pushbulletならテザリング中もLINEメッセージを見逃さない

「Pushbullet」は、スマホの通知をノートPCに表示させたり、スマホ/PC間でテキストや画像などのデータを送受信したりすることができるアプリ。導入作業を行えば、スマホへのLINE着信などを、テザリング&ノートPCでの作業中にノートPC上でチェックすることができるぞ。

このテクは、特に、通話・LINE・Facebookメッセンジャーで有用だ。
まず、通話の場合、当然ながら「今スマホに着信がある」という情報はスマホにしか表示されず、PC画面上には本来何も表示されない。「Pushbullet」が活きる場面だ。
次にLINEの場合、Windows版アプリもあるのだから、ノートPCにLINEを入れておけば良い、という面もある。しかし、実はWindows版LINEアプリは、同時に1PCからしかログインできず、あるPCからログインすると、別のPC上ではログアウトされてしまう。つまり、自宅PC/外出用のノートPCなど複数マシンを使い分けていると、「昨夜自宅PCでLINEを使ったから、ノートPCを起動した時点ではLINEがログアウトされた状態」となっている場合が多いのだ。
最後にFacebookメッセンジャーの場合、スマホなら受信時に通知が出るが、PCだと、ブラウザでFacebookにログインしていないと受信に気付けない。

Pushbulletさえ入れておけば、上記のような各場面で、面倒なことは何も考える必要なく、「あ、スマホに通知が来た」と、PC画面上で気付くことができる。はっきり言って、激しく便利だぞ。


導入作業が正常にできたか動作確認を行う

前ページ通りに導入作業を行ったら、まずスマホ上の「Pushbullet」アプリより、テキストのテスト送信を行ってみよう。

PC側のデスクトップにPushbulletの通知が表示されたら導入成功だ。

スマホに通知が届くとノートPCにも表示されるようになる

以後、スマホへの通知がノートPCにも表示されるようになる。テザリングを行ってノートPCで作業をしているとき、スマホの画面を一切見なくても、スマホのLINEにメッセージが入ったことに気付けるのだ。

届いたメッセージに返信する場合は、PC内でLINEアプリを起動して返信する……というのも良いが、もう一個方法がある。Pushbulletのテキスト送信機能を使い、PC上で文章を作ってその文章をスマホに送信するのだ。

送信したテキストは、スマホのPushbulletアプリ内に表示されている。これをクリップボードに入れれば……。

LINEアプリ上で貼り付け、そのまま送信することができる。何度もメッセージを送受信してチャットのようにLINEを使う場合はともかく、メッセージ1個を送信するためにWindows上でLINEアプリを起動しパスワードを入力してログインし……とやるのは面倒だ。この方法の方が手っ取り早いぞ。

ファイル送受信機能などの設定はタスクトレイアイコン内から

Pushbulletには、スマホ/PC間で画像などのファイルを送受信するための機能も搭載されている。こうした機能の設定は、タスクトレイアイコンのPushbulletを右クリックし、「Settings」で開かれる設定ウインドウ内で行う。

ダウンロードフォルダの位置や、また、通知表示時に音声を鳴らすか、何秒で表示を消すか……といった設定を行うことができる。

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2014年12月08日18時00分 公開 | カテゴリー: 便利化・快適化 | キーワード:, , | Short URL
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