高機能な音楽再生ソフトなどに搭載されている「イコライザ」の機能を使えば、音声の周波数成分ごとに強弱を変更したりして、音質を自分好みに補正したり、何度も聞いて飽きてしまった曲を普段と違った音で聴いたりできる。
だが、シンプルさを重視した音楽プレイヤーでは、イコライザなどの音質補正機能は省かれていることが多い。
イコライザ機能が搭載されていないアプリでも音質の補正を行いたければ、「AudioFxWidget」を使おう。ホーム画面に設置したウィジェットで、システム全体に適用されるオーディオエフェクトを設定できる。音楽プレイヤーだけでなく、動画プレイヤーの音質も補正可能だ。
ただし、利用するにはAndroidのバージョンが2.3以上である必要があるぞ。

アプリ一覧に追加された「Audio Fx 設定」を実行すると、このような設定画面が表示される。「選択方法」は「ダイアログ」に設定した方が使いやすいだろう。ほかにも、ウィジェットの配色や透明度などのデザインも選択可能だ。

ホーム画面のロングタップメニューなどからウィジェットの追加を実行し、ウィジェットの一覧で「Audio Fx」を選択しよう。

ホーム画面上にこのようなウィジェットが表示される。

左端の「EQ」をタップすると、登録された設定の中からイコライザの設定を選択できる。

EQの右の5本のバーをタップすると、このような画面で各周波数成分の強弱を自由に変更可能だ。

「保存」を押せば、現在の設定を「お気に入り」として保存可能だ。お気に入りは3つまで保存できるぞ。

・AudioFxWidget