公式発表では語られない!今季期待度NO1の全部入りスマホARROWSの裏話



実機に触れないARROWS

CEATECでのKDDIブースに、秋冬モデルがズラッと並んでいた。中でも目を引いたのがARROWSのコーナー。多くの人が端末を前にするも、すすっと直ぐに居なくなっている。実際に見てみると、なんとARROWSはプラスチックケースの中にディスプレイされているだけで、実機に触れることはかなわなかった。他端末が実機に触れることが出来る中、少し違和感を感じる。

完成に程遠いARROWS試作機は見せられない

KDDIブースには、端末のメーカーの人とKDDIの人が混在していた。中でも最も知見があると紹介されたKDDIの人に今季の秋冬モデルについての個人的な感想を聞いた。Qは編集部員、AはKDDIの人だ。

Q「今季のモデルは多種多様ですね。何がオススメでしょうか。」
A「秋冬モデルは非常に多種多様で、まさに未来は選べるというスローガンを体現しています。htcやMOTOROLAといった海外の有名メーカーの人気端末もそのまま日本で利用出来るようにしましたし、可愛い端末もあるし。私は全ての端末を持っていて、それぞれ平等に使っています。」

Q「カタログを見るとARROWSだけが全ての項目にチェックが付いていて、比較表を見ればARROWSは一番良い端末なんじゃないかと思う人も多いかと感じるのですが、いかがですか?実際に使ってみた個人的な意見を教えてください。」
A「確かに、富士通の社運をかけてリリースした端末なので勢いは感じます。おサイフケータイなど全てに対応した全部入り端末で魅力を感じますよね。ただ、実際に使うチャンスがあるとわかりますが今はまだ開発のかなり初期段階です。」

Q「だからCEATECでも試作機が触れないのですね」
A「はい。まだ一般に広く触っていただく状態ではないです。」

Q「どこかで触るチャンスはありますか?」
A「先日の発表会ではARROWSの試作機を配ったのですが、やはり初期の段階の端末なので、完成度は非常に低いです。これから端末の中身をどれだけ作り込めるかが重要になってくるのではないでしょうか。一般の人々が一番早く触ることが可能になるのは原宿のKDDIブースになります。」

実機が触れないのが少々残念だったが、ユーザーの期待度高めの状態で完成度が低い端末を目の前にさせるのも良くないという苦渋の決断ではないかと質疑の中で感じた。公式発表では、2011年10月以降に発売される予定で、詳しい詳細は下記リンクから確認できるぞ。

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2011年10月08日01時25分 公開 | カテゴリー: 端末・周辺機器・サービス | キーワード: | Short URL
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