「続きを読む」を含むフィードを「まるごとRSS」で全文配信に変換 RSS特集その3

RSSやAtomなどのフィードには、記事のURLとタイトル、概要、本文、投稿日時などの情報を格納できる。しかし、記事の全文が格納されておらず、本文の書き出しの後に「続きを読む」のようなリンクが付いているだけのフィードが少なくない。
いちいち「続きを読む」のリンクをブラウザで開かなければ全文を読めないのでは、RSSの便利さが半減してしまう。特に、Droid Readerなどを使ってオフライン状態で新着チェックをしていると、リンク先の全文を読むことができず不便だ。
「続きを読む」が不便なフィードは、フィードを無理やり全文配信に変換してくれる「まるごとRSS」というサービスで変換したURLをフィードリーダーに登録するといいぞ。

このようなフィード変換サービスを利用するには、Webページ上からフィードのURLを抜き出す必要がある。HTMLのソースコードを表示しなければならないことがあるので、一見難しそうだが、やり方がわかれば簡単なので、ぜひ試してみよう。

feed_301このように、「続きを読む」のリンクからページ本体をブラウザで開かないと全文を閲覧できないフィードは、オフラインで利用しづらいので不便だ。「まるごとRSS」で全文配信に変換してしまおう。

feed_302まず、サイトのページ上から変換したいフィードのURLを探そう。Webページ上に「RSS」や「Atom」などのリンクがある場合は、フィードのURLにリンクされている可能性が高い。右クリックメニューからURLをコピーしよう。

feed_303ページ上にフィードへのリンクがない場合、ページの右クリックメニューなどから「ソースの表示」などを実行しよう。

feed_304HTMLのソースでは、「<」と「>」で囲まれた部分が一つの「タグ」となる。ソースの先頭付近にある「link」で始まるタグの内、「rel=”alternate”」が含まれ、「type=」の右辺に「rss」や「atom」などが含まれるのが、フィードのURLを示すタグだ。「href=」の右辺のURLをコピーしよう。

feed_305「まるごとRSS」のページに行ったら、入力欄に変換したいフィードのURLを入力し「GO」を押す。

feed_306変換後のRSSのURLが表示される。「GoogleReader」をクリックすれば、簡単にGoogleReaderに登録できるぞ。リンクが用意されていないフィードリーダーに登録したい場合などは、テキストボックスに表示されているURLをコピーして登録しよう。

feed_307Google Readerのリンクをクリックすると、「このフィードはまだ登録していません」と表示されるので、「登録」ボタンを押して登録フィードに追加しよう。

feed_308このように、各記事の全文が表示されるようになったぞ。

まるごとRSS

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2011年08月15日18時57分 公開 | カテゴリー: ネット情報活用 | キーワード: | Short URL
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