厳しい暑さが過ぎ去り、山登りや史跡巡りなどの旅行に適した季節がやってきた。スマフォを持って旅行するなら、ぜひGPSによる位置情報機能を活用してみよう。
「My Tracks」で移動経路を記録したり、カメラアプリの位置情報記録機能を有効にしておけば、保存した情報を「GoogleEarth」などで表示して、旅の思い出を振り返ることができるぞ。また、「Jpeg GPXMerger」を使えば、GPSの搭載されていないデジカメで撮影した写真にも、MyTracksのログを元に位置情報を追加できる。

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GPSを利用して移動経路を記録するのにオススメなアプリは、Googleが提供している「My Tracks」だ。保存した経路を「GPX」や「KML」など、さまざまなファイル形式でエクスポートできるので、ほかのソフトで活用しやすいぞ。

My Tracksでは、記録した経路情報をGoogleマップにアップロードして、Web版やAndroidアプリ版のGoogleマップで表示することも可能だ。しかし、ほかの人に見られないように完全な非公開状態に設定することができないので注意が必要だ。

スマホでは写真の撮影時にGPSで取得した位置情報を埋め込むことができるが、デジカメ専用機で同様の機能を備えているものは多くない。だが、「Jpeg GPX Merger」というソフトを使えば、My Tracksで記録した時間と経路の情報をもとに、画像ファイルに位置情報を埋め込むことができるぞ。

My TracksでエクスポートしたKML形式のファイルをパソコン版「GoogleEarth」に読み込ませれば、3D航空写真の上に移動した経路を表示させられる。また、画像管理ソフト「Picasa」と連携させれば、写真に埋め込まれた位置情報を元に撮影場所の周辺を表示することも可能だ。