「Google+」はGoogleがFacebookやTwitterなどに対抗して立ち上げたソーシャルネットワークサービスだ。6月から招待制でテスト公開されていたが、本日より招待不要で誰でもすぐに参加できるようになった。Androidアプリも公開されており、出先から書き込みを行なったり知人の書き込みをチェックできる。
しかし、各種の設定や書き込みの検索など、パソコン版Google+からしか行なえない操作もまだ多い。AndroidだけでGoogle+を楽しみたければ、「DolphinBrowserHD」など、User-Agentを変更してモバイル版への転送を回避できるブラウザを使おう。

Gmailのアドレスを取得済みなら手軽に始められるGoogle+だが、初期設定のままだと交友関係がネット全体に公開されてしまうので注意が必要だ。家族などを登録するつもりなら、パソコン版Google+のページに行き、サークルの登録内容を非公開に設定しておこう。

Google+における「サークル」とは、知り合いのユーザーを分類して登録しておけるフォルダのようなものだ。まずは、家族や職場の知人、ネット上の知り合いなど、交友関係の種類に応じたサークルを作成し、Gmailを使っている知り合いを登録してみよう。

Google+は、TwitterやFacebookなどと同じように、近況や思いつきなどの短文を書き込んで公開することで交流を行なう。書き込みの公開対象とするサークルやユーザーを柔軟に指定できるのが特徴だ。

Google+では、気になる話題を一般公開で書き込んでいるユーザーを一方的にサークルに登録して新着投稿をチェックするというTwitterのような使い方も可能だ。公開されている書き込みの検索は、今のところパソコン版Google+のページで行なう必要があるぞ。