ファーウェイ・ジャパンは、日本市場向けとしては初となるLTE通信対応のSIMロックフリースマートフォン『Ascend(アセンド)G6』を、ホワイトとブラックの2色展開でオープン価格（希望小売価格：税抜き29,800円）で、2014年6月27日より販売を開始した。SIMロックフリーであるため、手持ちのSIMカードを本製品に入れ替えるだけで、リーズナブルな乗り換え用スマートフォンとして使えるようになる。これで日本も、本格的なSIMフリー時代に突入することになるのだ。

機能的には十分以上のものを備えてこの低価格！これは「買い」だ

スマホを論じる場合もっとも重要な回線タイプについては、当然のようにLTEを採用。また、本体のCPUも1.2GHz駆動のクアッドコアタイプが奢られており、基本性能に不安はない。カメラはイン・アウトの２種類が搭載されている。インカメラは500万画素、アウトカメラは800万画素オートフォーカスとこれまた水準以上。デザインについても高級感溢れる長く使いたくなるものが採用されている。最大の特徴は希望小売価格で3万円を切っているそのお値段。各キャリアから提供されている一線級モデルよりも格段に安い。基本料金を端末価格の分割払い分から差し引くという例のサービスは使えないが、いわゆる「２年縛り」はなく、このモデルよりもよりコストパフォーマンスの高いモデルが登場してきたら、ぱっと乗り換えてしまうことが可能。いずれにしろ端末はキャリアから買うしかなかった時代は終わり、新しいスマホ活用の夜明けをもたらしてくれるモデルとなると見込まれているのだ。