植物の花びらや女優の唇など画像の中の特定の色だけを残して他の部分をモノクロにするエフェクトは、広告や写真集などでたびたび見かける定番の手法だ。色を残した部分を協調して、グンと印象的な写真に仕立て上げられる。フルカラーほど派手ではなく、完全なモノクロほど地味でもないので、壁紙画像にもぴったりだ。
このエフェクトを施した写真をスマホ上で手軽に作成したければ、「Color Filter」を使ってみよう。
起動すると、カメラの映像と色の範囲を指定するための色相バーやスライダーが表示され、スライダーで調節した結果が即座に映像に反映される。出来上がりを確認しながら撮影できる。特定の色を残すだけでなく、特定の色だけをモノクロにすることも可能だ。保存ボタンを押せば、その瞬間の画像がファイルに保存されるぞ。
同様の機能を備えた画像編集アプリは多数存在するが、カメラ機能と一体になったこのアプリなら、手軽に印象的な写真を作成できるだろう。

・Color Filter – Google Play の Android アプリ

Color Filterを起動すると、カメラの映像と色相バー、2つのスライダーが表示される。スライダーをタッチして、色を残す範囲の始まりと終わりを選択しよう。Lowerの方を長くした場合は、紫や赤、オレンジなど外側の範囲の色が残されるぞ。

右上の保存ボタンを押すと、その瞬間の画像が保存される。

保存された画像は、端末のストレージの「DCIM」→「Camera」フォルダに時刻を表す数字をファイル名として保存される。