タイトルや日時、場所をテキストで一括指定して素早く予定を登録できる「Quick Event」

quickeventAndroidのカレンダーへの予定の入力作業は、パソコンのブラウザでGoogleカレンダーにアクセスして行ったほうが効率的だが、出先で会った人と次の予定を決めたときなどは、忘れないうちにその場で登録しておきたいところだ。
しかし、カレンダーアプリを起動して登録画面を呼び出し、入力欄を転々としてタイトルや日付・時刻を入力していくという予定の登録手順は、少々煩雑すぎる。
打ち合わせなどの流れを途切れさせずに素早く予定を登録したければ、「Quick Event」を使ってみよう。
起動するとテキスト入力欄が表示され、入力したテキスト中の「12/05/31」や「17:45」のような部分を日付や時刻、「@秋葉原」のような部分を場所とみなし、残りの部分をタイトルにして予定が登録される。また、音声入力を呼び出すボタンも搭載されている。少々使い方がわかりにくいが、慣れれば紙に走り書きをするかのように素早く予定を登録できるぞ。

Quick Event

quickevent_001ホーム画面などからQuick Eventを起動すると、このような入力画面が表示されるので、テキスト入力欄に予定の内容を入力しよう。「12/5/31」や「17:45」のような部分は日付・時刻、スペースと「@」に続く文字列は場所としてみなされ、下部に認識された日付や場所が表示される。うまく指定できたら「OK」を押して登録を実行しよう。

quickevent_002マイクのボタンを押すと音声入力画面に切り替わり、マイクからタイトル等の入力を行える。

quickevent_003音声が誤認識されてしまった場合は、マイクのボタンの右に現われる「▼」をタップしてみよう。修正候補のリストが表示されるぞ。

quickevent_004日付は「sun」「mon」「tue」「wed」「thu」「fri」「sat」のように曜日の略称でも指定可能。次のその曜日が設定される。また「0」~「23」は分を省略した時刻指定とみなされる。「15-18」のような表記で、予定の終了日時を指定することも可能だ。なお、「”」で囲めば、これらの文字列を強制的にタイトルの一部として認識させられる。


quickevent_005テキスト入力欄の下のカレンダー名をタップすれば、端末のGoogleアカウントに登録されたカレンダーのリストが表示され、登録先のカレンダーを選択できる。


quickevent_006「OK」ではなく「Edit」を押した場合は、カレンダーアプリの予定編集画面に切り替わり、繰り返しや通知などの詳細設定を行える。この場合、登録先カレンダーの指定や通知時間の設定は無視されるようだ。

quickevent_007画面右上のボタンを押すと設定画面が表示され、通知の時間や終了時刻未指定時の時間数などを設定できる。

quickevent_008なお、システムの日付の表記が「2012/12/31」のような書式になっていると、「12/31」のような年を省いた日付は上手く認識されない。日付の入力時に年を省略したければ、Androidの設定の「日付と時刻」→「日付形式」で、「12/31/2012」のような年が後ろに来る書式を選択しておこう。


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2012年05月07日19時00分 公開 | カテゴリー: ライフハック | キーワード:, , | Short URL
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