「Lightning Launcher」はアイコンやウィジェットを画面の向きに応じて別の位置に配置することも可能

スマホでは、端末を持つ向きに合せて画面が自動回転するようになっているアプリが多い。カスタマイズ性の高いホームアプリ「Lightning Launcher」にも、画面の自動回転は備わっている。しかし、そのままでは縦画面向けの項目配置が単に横向きの画面上に再現されるだけなので、あまり使いやすくない。
そこで、縦画面と横画面で別々の位置に項目を表示できる「Dual position」という機能も用意されている。この機能を利用すれば、それぞれの向きの画面で最も使いやすいように配置を調節できるぞ。
現在のところ、画面の向きに応じて個別に設定できるのは配置だけで、どちらかの向きの画面だけに項目を設置することは出来ないが、画面のスクロール方向を限定して、表示範囲外のエリアに移動すれば、片方の画面から項目を隠すことは可能だ。また、「Pinned Item」の機能を利用して、初期表示範囲外に固定することでも、非表示化が可能だ。このテクを利用すれば、縦画面は仕事向けの実用アプリ、横画面はゲームや動画鑑賞などの娯楽アプリという風に、画面の向きに応じて表示アイコンを変えることもできるぞ。

Lightning Launcher Home – Google Play の Android アプリ

Lightning Launcher Setup – Google Play の Android アプリ




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デュアルポジション機能を利用するには、Lightning Launcherの設定画面の「Home」で「Dual position」にチェックを入れよう。


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スクロール方向を制限するには、設定の「Home」の下の方にある「Scrolling direction」で「Horizontal only」や「Vertical only」、「No scrolling at all」を選択しよう。初期状態の「Auto」では、不要な方向にはスクロールされないように項目の配置に応じて自動変更される。


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縦画面でこのように配置した状態で横画面に切り替えると……


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このようにした半分が画面外に出て右に余白が出来てしまい使いやすくない。


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Dual positionを有効にして、個別にレイアウトを編集しよう。特定の向きでアイコンを非表示にするには、このように初期表示範囲の枠線の外側に移動すればいい。Scrolling directionを「Vertical only」にしている場合は初期表示範囲の横側、「Horizontal only」の場合は上下に移動する。


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このように、端末を横向きに持ったときにもすべての項目が表示されるようになったぞ。


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なお、設定の「Home」の下の方にある「Screen orientation」で、端末の向きに関わらず画面の向きを固定することも可能だ。「Portrait」は縦、「Landscape」は横向きに固定される。

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2012年10月21日04時30分 公開 | カテゴリー: カスタマイズ | キーワード: | Short URL
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