文字入力エンジンとして動作するQRコードスキャナ「ImageCode IME」でスキャンしまくろう!

imagecodeimeAndroidでは、文字入力のためのインプットメソッドをアプリとして自由に追加でき、必要に応じて切り替えて利用できる。「Simeji」や「Hacker’s Keyboard」のようなソフトキーボードだけでなく、Wi-Fi経由でパソコンのブラウザからアクセスして文字入力を行なえる「WebKeyboard」など、さまざまなIMEが公開されている。
中でもユニークなのが、「ImageCode IME」だ。実行するとカメラの映像が表示され、QRコードなどをスキャンすると、格納されていた文字列をテキスト入力欄に入力できる。
アプリやサイトを紹介する書籍を読んでいたりして、たくさんのQRコードをスキャンしまくりたい場合に重宝するだろう。いちいちQRコードスキャナアプリとブラウザを行ったり来たりしなくても、アドレスバーから素早くURLをスキャンして閲覧できるぞ。
また、パソコン上でテキストをQRコード化できる「QRコード簡易ジェネレータ」などと合せて利用すれば、文字入力のしやすいパソコン上で入力したテキストを手軽にAndroidのアプリ上に入力できる。同様のことは「WebKeyboard」などでもできるが、端末がWi-Fiでパソコンと同一のLANに接続されていいなければならない。QRコードを経由すれば、Wi-Fi接続されていなくてもテキストを転送可能だ。

imagecodeime_001ImageCode IMEをインストールしたら、端末設定の「言語とキーボード」から有効化を行おう。

imagecodeime_002「ImageCode IME」にチェックを入れ、注意ダイアログで「OK」を押せば有効化される。

imagecodeime_003「ImageCode IMEの設定」では、QRコード認識時のバイブレーションの有無などを設定できる。

imagecodeime_004QRコードの連続認識を行ないたくなったら、テキスト入力欄のロングタップメニューなどから入力方法の選択を行おう。

imagecodeime_005インストールされているIMEの一覧が表示されるので、「ImageCode IME」を選択しよう。

imagecodeime_006下部の枠にカメラの映像が表示されるので、QRコードを枠内のなるべく中央に収めよう。成功すると吹き出し内に認識されたテキストが表示される。

imagecodeime_007吹き出しをタップすると、入力欄にテキストが入力されるぞ。右のキーパッドでは、1文字削除、スペースの入力、IMEの切り替え、Enterの入力を行える。

imagecodeime_008右のキーパッドの下から2番目のキーを押せば、IMEの選択メニューが表示され、素早くもとのIMEに戻せるぞ。

imagecodeime_009「QRコード簡易ジェネレータ」はテキストを入力してボタンを押すだけでQRコードを生成できるWebページだ。JavaScriptのみで動作するので、Firefoxの「Scrapbook Plus」拡張機能などでJavaScriptごと保存しておけば、インターネットに接続されていないパソコンでも利用できるぞ。

ImageCode IME
QRコード簡易ジェネレータ
パソコンで入力した日本語を転送できて通常のソフトキーも付いた「WebKeyboard」

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2011年11月16日17時57分 公開 | カテゴリー: 文書編集 | キーワード:, | Short URL
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