Androidでは、さまざまなアプリがデータの更新などのためにバックグラウンドで通信を行っている。バッテリの消費を抑えたり、従量制や二段階定額制のプランで通信料金を節約するために、普段はデータ通信を無効にしておいて、必要なときだけ有効にするという使い方をしている人は多いだろう。
だが、データ通信の有効化操作から実際に通信可能になるには数秒ほど待たなければならず、その間に通信を行うアプリを起動すると、通信不能エラーが表示されてしまうことがあり、接続完了まで待ってからアプリを起動しなければならず面倒だ。
通信の有効化とアプリの起動をまとめて行いたければ、「一発くん」を使ってみよう。起動したいアプリとデータ通信やWi-FiなどのON/OFF設定を登録しておけば、ボタンを押すだけで通信設定が変更され、接続完了を待ってからアプリを起動してくれるぞ。また、ボタン一発で実行前の状態に戻すことも可能だ。
なお、データ通信のON/OFFの方式が違うアプリと併用すると正しく動作しないので注意が必要だ。「Widgetsoid」の場合は、オプションで「Data toggle mode」を「Root toggle」にすれば、正しく併用できるぞ。

一発くんを起動したら、「追加」ボタンで設定を追加しよう。

各機能のON/OFFを設定し、「アプリ」の追加ボタンを押そう。

インストールされているアプリの一覧が表示されるので、起動したいアプリを選択しよう。

編集画面を抜けると、このように項目が作成される。

項目の長押しメニューから再編集や削除を実行可能だ。

項目をタップすると、ネットワーク接続処理などが行われる。

準備が整うと、指定したアプリが起動するぞ。

現在のところ、無駄に大きい4×2のサイズしか選択できないが、ホーム画面にウィジェットを設置して1タップで実行することも可能だ。

・一発くん