「最近再生したアルバム」機能もあるフラット/カードな「Now Playing: Music Player」

「Now Playing: Music Player」は、最近のGoogleサービスやアプリで採用されているフラット/カードなインターフェイスの音楽プレイヤー。最大の特徴は、最近再生したアルバムをリスト表示する「Recent」機能が搭載されていることだ。大量の音楽をスマートフォンで持ち歩いている人でも、実際問題として、よく聴くアルバムは限られているはず。この機能があると、「音楽アプリを起動し、まずミュージシャン名を選択し、アルバムを選択し……」と毎回毎回階層構造を下る必要がなくなるから、非常に快適だ。
その他の機能は、「必要十分」という感じ。まず、歌詞表示など、音楽プレイヤーとしての標準的な機能は大体網羅されている。そして、現在再生中の曲情報やコントローラが画面最下部のバーに表示される機能、ミュージシャン画像の自動ダウンロード機能など、「次世代音楽プレイヤー」としての機能も搭載されている。しかし、設定項目は非常に少ないし、テーマ(スキン)機能がなく、ウィジェットも最小限、という具合だ。


「NexMusic」と「Now Playing: Music Player」

前ページで紹介した「NexMusic」と「Now Playing: Music Player」は、共に「フラット/カードなインターフェイス」「必要十分な機能性」という感じなのだが、細かい使い勝手や機能の有無が異なる。「どっちの方が良い?」というのは、おそらく人によるだろう。
「Now Playing: Music Player」の無料版には5日間の試用期限があるので、「どちらにするか決めにくい」という人は、まず「NexMusic」の無料版をしばらく試し、次に「Now Playing: Music Player」の無料版を5日間試し、肌に合う方の有料版を購入する、という順序で検討するのがオススメだ。


Now Playing: Music Player – Google Play の Android アプリ
Now Playing Unlocker – Google Play の Android アプリ

「Now Playing: Music Player」は、フラット/カードなインターフェイスの音楽プレイヤーだ。ミュージシャン画像がlast.fmから自動ダウンロードされるのは「NexMusic」と同じ。



ミュージシャンを選択するとアルバムリストが表示される。右にスワイプすると楽曲リスト。



楽曲を選択すると画面最下部のバーで再生が始まる。バーをタップすると再生画面に移動する。



再生画面で、アートワーク画像を左にスワイプすると楽曲リスト、右にスワイプすると埋め込み歌詞表示。ここらへんの操作性はなかなか良い感じだ。

歌詞の自動検索機能もあるのだが、邦楽(の歌詞サイト)に対応していない。今後に期待したいところだ。洋楽であれば歌詞を自動ダウンロードできるぞ。

本文で紹介したように、「最近再生したアルバム」がリスト表示される「Recent」機能がある。「次世代音楽プレイヤーの代表格「Apollo」は見た目も機能もバッチリ」で紹介した「Apollo」などと同様の機能だ。

テーマは標準とダークの2種類のみ

テーマファイルをPlayストアで検索して切り替える、というような機能は搭載されていない。設定画面の項目は、このスクリーンショットでほぼ全部。もうちょっと細部を弄れるようになると良いのだけど…。



オプション内で、ライトな標準テーマと黒ベースの「Dark」テーマを切り替えることは可能だ。

ウィジェットは「NexMusic」とほぼ同様



ちょっと分かりにくいが、「4×2」の上が標準ウィジェットで、下が透明ウィジェットだ。「NexMusic」とほぼ同様。

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2013年07月11日08時00分 公開 | カテゴリー: マルチメディア | キーワード:, , | Short URL
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