フラット/カードなインターフェイスの次世代音楽プレイヤー「NexMusic」

最近、Googleサービスやアプリの見た目が、フラットでカードっぽいインターフェイスになりつつある。シンプルでクリーンな印象だ。こうしたインターフェイスに見慣れると、ネオンブルーでTRONぽい「Holo」インターフェイスは、何かちょっと古くない?と思えてくる。
フラット/カードなインターフェイスの次世代音楽プレイヤーとして、現在人気を集めつつある要注目アプリが「NexMusic」。標準的な音楽プレイヤーとしての機能をきっちり搭載し、フラット/カードなインターフェイスで仕上げた、という感じのアプリだ。
長所は、必要十分な機能をきっちり搭載していること。いわゆる普通の音楽プレイヤーとしての機能に加え、「Apollo」などと同様、ミュージシャンの画像が自動ダウンロードされて利用されるからカッコ良い&見やすいし、最下部のバーで音楽再生が行われるから操作しやすいし、テーマ機能なども搭載されているぞ。
短所は、「最近再生したアルバム」などに一発アクセスする機能がないことだろう。前ページで紹介した「Apollo」などには搭載されている機能だ。「次世代音楽プレイヤー」として、ここらへんの機能が強化されることを、今後は期待したいところだ。


Googleアプリのフラット/カードなインターフェイス



「Google Now」や「Google+」など、最近のGoogle製アプリ(やサービス)は、シンプルでクリーンな、カードぽいフラットなインターフェイスを採用している。

フラット/カード時代の音楽プレイヤー「NexMusic」

「NexMusic」には、機能制限のある無料版とフル機能を使える有料版(+)がある。まずは無料版を試してみよう。


Nexmusic – Google Play の Android アプリ
NexMusic + – Google Play の Android アプリ



「NexMusic」は、上記Google製アプリなどと同様、フラット/カードなインターフェイスの音楽プレイヤーだ。アルバムリストでアルバムを選択し、曲を選んで再生する、というのが基本的な使い方になる。アルバム画面などには、last.fmから自動ダウンロードされたミュージシャン画像が利用される。音楽再生は、基本的に画面最下部のバー上で行われる。



画面最下部のバーをタップすれば再生画面。右上のボタンをタップすると内蔵歌詞が表示される。



歌詞をネット上から自動検索して表示し、さらに保存する機能も搭載されている。ただ、現時点では、邦楽用の歌詞サイトが登録されていないようだ。洋楽なら歌詞を探せるぞ。

再生中の曲を、再生画面のハードマーク、または右上メニューの「この曲をお気に入りに追加する」でお気に入り登録すると、プレイリストの「Favorites」に加わる。ドライブ用のお気に入り曲を登録していき、ドライブ中にはシャッフル再生させる、といった使い方が可能だ。

設定項目の一部が有料版限定

設定項目は色々用意されている。青で「NEXMUSIC+」と表示されているのが有料版限定だ。



有料版だと、最下部のバーに表示される項目の追加/削除や、再生画面上でのジェスチャー操作を行えるようになる。

テーマ機能やウィジェットも搭載済み

nexmusic theme – Google Play

テーマ機能が搭載されている。オススメは、壁紙が半透明で表示される「Transparent」テーマだ。



ウィジェットは標準的。「Transparent」ウィジェットもあるのだが、情報量が少ないため、あまりオススメはできない。基本的には、フラット/カードな標準ウィジェットを使うことになるだろう。

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2013年07月10日20時00分 公開 | カテゴリー: マルチメディア | キーワード:, , | Short URL
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