不在着信やSMSが超見やすくなる次世代通知アプリ「Floating Notifications」

不在着信があったりSMSやLINEトークが届いたりした時に、画面最上部のステータスバーにアイコンが表示されるのが、Androidの「通知」だ。しかし、アイコンが小さいから見にくく、見逃してしまうことも多い。また、ステータスバーを引き下げて内容を確認し、タップしてアプリを起動しないといけないから、作業の数が多くて面倒だ。
この問題を解決してくれる、次世代の通知アプリが「Floating Notifications」。Facebookユーザー向けの説明としては、「Facebookのチャットヘッドのような通知システムを、Facebook以外のアプリにも追加してくれるアプリ」という感じ。「チャットヘッド」と言われてもよく分からない人向けの説明としては、「ホーム画面やアプリの最前部に、丸いアイコンで通知がポップアップ表示される」という仕組みだ。
重要な通知が届いている時に見逃す危険が小さくなるし、アイコンからアプリを直接開けるので、「SMSが届いたので返信する」といった作業がラクになる。少しすると「Androidユーザーの常識」になり、iOSにもパクられたり採用されたりして「スマホの常識」になるかもしれない、現在最も要注目なアプリだぞ。


Facebookの「チャットヘッド」とは?



Facebookメッセージが届くと、丸いアイコンが画面最前部に表示され、タップすると返信画面が開く。これがFacebookメッセンジャーの最近のバージョンに搭載されている「チャットヘッド」機能だ。「Floating Notifications」は、同じような機能をFacebook以外のアプリでも利用するためのアプリだ。

まずは30日使える無料トライアル版を導入

「Floating Notifications」には、無料で30日間使えるトライアル版と、期間制限を外すためのアンロック用アプリがある。まずはトライアル版を導入し、試してみるのがオススメだ。


Floating Notifications (Trial) – Google Play の Android アプリ
Floating Notifications Unlock – Google Play の Android アプリ

「Floating Notifications」をインストールして起動。英語のチュートリアルが始まる。「Next」で送っていこう。



「Thank You」と表示されたら「OK」。メイン画面で「App Notifications」をタップし「OK」。

Androidの通知にアクセスするアプリなので、システム設定を変更する必要がある。「ユーザー補助」で少し下にスクロールし、「サービス」の「Floating Notifications」を開く。

右上をタップしOnにする。警告が表示されるが「OK」。

メイン画面「App Notifications」がカラー表示になる。

通知が届くと丸いアイコンが表示される

ここまでの作業で、とりあえず導入は完了だ。設定などに関しては次ページ以降で詳細に解説するが、まずは動作確認を行ってみよう。スマートフォンに電話をかけたり、SMSやメールを送ったりすると、Facebookのチャットヘッド的な丸いアイコンが表示されるはず。これが「Floating Notifications」だ。
なお、導入直後は全アプリで「Floating Notifications」の丸いアイコンが表示される。「邪魔!」と感じるかもしれないが、次ページ以降の方法で制御可能だ。



導入が終わると、不在着信などがあった場合、「Floating Notifications」の丸いアイコンが表示される。最前面に表示されているので、ホーム画面上でも、アプリ上でも同様だ。アイコンをタップすると吹き出しで通知内容、つまり例えば「●●からの着信」といった情報が表示される。
「Floating Notifications」のアイコンはドラッグで自由に動かせるし、ダブルタップで閉じることもできる。

複数の通知が届いている時は、シングルタップでアイコンが開閉される。SMSの場合、アドレス帳の画像がアイコンに利用される。

吹き出し部分をタップすればアプリが開く。例えば、SMSの通知からSMSアプリを開き、そのまま返信を行うことができる。

特集目次

関連記事

2013年07月06日11時45分 公開 | カテゴリー: 便利化・快適化 | キーワード:, , | Short URL
このエントリーをはてなブックマークに追加

最新記事