「Googleリーダー」からの引っ越し先「Feedly」のAndroidアプリをチューニング

ついに今月いっぱいでサービス終了となる「Googleリーダー」からの引っ越し先の本命は、前ページ通り「Feedly」だ。移行作業が終わったら、次にAndroid上でのRSS閲覧環境を作り直そう。「Feedly」のAndroid用公式アプリを入れるのだ。「Googleリーダー」終了後も、これまで同様、スマートフォンでRSSをチェックできるようになるぞ。
ただし、次ページ以降で解説するように、現在Playストア上には、「Feedlyに対応したサード製RSSリーダー」も存在する。代表例は、Andorid定番RSSリーダーの一つ「gReader」だろう。これらのアプリを現在使っている人は、そのまま使い続ければOKだ。


「Feedly」公式アプリの概要

「Feedly」のAndroid用公式アプリは、見た目的には間違いなくカッコいい。カッコいいのだが、しかし、細かな点に不満を感じる人も出るはずだ。「AndroidのRSSリーダーアプリの中でも特にオススメ!」とまでは、なかなか言いがたい。現在「Googleリーダー」の公式アプリなどを使っている人は、このページを参考に「Feedly」公式アプリの導入と初期設定を行って、とりあえずしばらく利用してみよう。「使いにくい……」と思ったら、次ページ以降を参考にリーダーアプリの乗換を検討すると良いだろう。


Feedly. Google Reader News RSS – Google Play の Android アプリ

初期導入作業は簡単だ。前ページ通りに引っ越し作業を行った後、アプリ上の指示に従いGoogleアカウントの認証を行えば良い。



記事一覧画面では、デフォルトでは最初に「カバー」記事が全画面に表示されている。上下方向へのページめくり(「Stack」)によって記事を送っていく。次ページ以降も同様だ。

記事画面では、普通に上下スクロールで記事を読み進めていく。最上部に表示されているのは、シェアボタン(デフォルトではアプリ内蔵のツイートボタン)、セーブボタン(デフォルトでは「Googleリーダー」の「スター」に相当する記事保存ボタン)と、他の機能を呼び出すボタンだ。

左上のメニューボタンでメニューを呼び出す。フォルダ等が色分け表示されており、左端のボタンでフィードリストが表示される。

必須~オススメの設定変更

設定変更は、メニュー最下部の「SETTINGS」を開くと表示される「Advanced Settings」から。

記事タイトルの日本語が文字化けする場合は「Font」。環境にもよる可能性があるが、少なくとも編集部の環境では、「Sans Serif」を選択すれば文字化けしなくなった。

記事リストにおける画面送り時のエフェクトは「Transition」。ただ、「Scroll」を選択しても、画面内全記事がスワイプ操作により一気に、スクロールの画面エフェクトと共に切り替わる方式であり、普通の上下スクロールではない。

「Visit website」機能の問題とオススメ設定

RSSリーダーアプリでは、どうしても、「フィードで記事を全文ちゃんと読めない」という問題が生じ得る。別に「Feedly」公式アプリの問題ではないから、これ自体は仕方がない。「Feedly」内で記事を開くと、最下部に「Visit website」ボタンがあり、これをタップすると、「Feedly」アプリ内でオリジナルの記事ページが開かれる。この機能を使って記事ページを読めば良い……のだが、しかし、この機能には一つ問題点がある。気になる人はアプリの設定を変更しよう。



「Visit website」ボタンをタップすると、「Feedly」アプリ内でオリジナルの記事ページが開かれる。ただ、この画面には、いわゆる「戻る」ボタンがない。スマホ自体の戻るボタンを押すと記事リストまで戻ってしまう。記事ページが複数に分割されている場合や、誤ってリンクをタップしてしまった場合などに前ページに戻れないから、どうも操作性が悪いのだ。

そこで、基本的には、「フィードで記事を読めなかったら、Chromeなどの標準ブラウザアプリで当該ページを開く」という使い方をするのが良いだろう。記事画面上部に表示されているシェアボタンやセーブボタンの機能は自分で選択できる。シェアボタンを「Browser」にしておくのがオススメだ。

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2013年06月21日18時06分 公開 | カテゴリー: ネット情報活用 | キーワード:, , | Short URL
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