ホーム画面にNTPサーバから受信した高精度な時分秒を表示する「NtpWidget」

NTP(Network Time Protocol)は、インターネットなどを介して高精度な日時情報を取得しコンピュータの内蔵時計を補正するプロトコルだ。コンピュータの時計はズレやすいことが多く、NTPなどによる自動補正を行なわないと、すぐに分単位でズレてしまう。
Androidにも時刻補正機能は搭載されているが、3Gなどの回線の時刻情報を利用する「NITZ」という方式が使われているため、SIMカードを挿入していない端末などでは機能しない。また、NTPなど非標準の方法による時刻補正を行なうには、「root化」を行なう必要がある。
SIMなし端末などで手動で時刻を合わせるのは面倒だという人は、「NtpWidget」を使ってみよう。定期的にNTPサーバから時刻を受信し、端末の時計とのズレを記録して、高精度な日時をホーム画面上に表示してくれる。頻繁に時刻を合わせなくても、正確な時間を知ることができるぞ。
ただし、端末の時計があまりにズレていると、Webサイトの利用時などにサーバとの時刻が食い違って不具合が生じることがある。ズレが大きくなってきたら、適宜修正するようにしよう。

ntpwidget_001NtpWidgetをインストールしたら、ホーム画面のロングタップメニューなどからウィジェットの追加を実行し、一覧からNtpWidgetの項目を選択しよう。

ntpwidget_002データの取得間隔を設定するダイアログが表示されるので、必要ならば変更しておこう。

ntpwidget_003このような時計がホーム画面上に表示される。秒まで表示されるシンプルな時計ウィジェットを探している人にもオススメだ。

ntpwidget_004ウィジェットをタップすると、このような情報ウィンドウがポップアップし、最終取得日時や端末の時計とのズレなどが表示される。「check now」を押せば、その場で最新の情報を取得可能だ。

NtpWidget

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2011年09月19日19時19分 公開 | カテゴリー: ライフハック | キーワード:, | Short URL
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