Opera Mobileのコンテンツブロック機能で邪魔なブログパーツなどを除去 特集その2

opera_00最近のブログなどのサイトは、サイドバーにTwitterやFacebookなどのブログパーツが満載されていて、読み込みに時間がかかることが多い。このような不要コンテンツを除去してページの表示を高速化するために、「Privoxy」のようなプロキシ型ツールや、Firefoxの「AdblockPlus」拡張機能など、さまざまなツールが作られている。

Opera Mobileでは、このような不要コンテンツを除去する「コンテンツブロック」機能が標準で搭載されているぞ。パソコン版のような設定画面はまだ用意されておらず、設定ファイルにブロック対象URLを記述しなければならないが、有志が公開している設定例をコピペすれば、手軽に多くの不要コンテンツを除去可能だ。

低速なモバイル回線で利用することの多いAndroid端末では、ページ読み込みの高速化は重要だ。ぜひOpera Mobileのコンテンツブロック機能を活用しよう。

opera_201まず、コンテンツブロック定義の基本部分となる以下の内容をテキストエディタに入力しよう。

[prefs]
prioritize excludelist=1

[include]
*

[exclude]

opera_202次に、Opera WikiのURL Filter Listのページなど、不要コンテンツのURLパターン定義を公開しているページに行き、利用したい定義をコピーしよう。

opera_203コピーしたパターンを「[exclude]」の下に追記したら、あらかじめSDカード上に作成しておいたOpera Mobileの設定ファイル用フォルダに「urlfilter.ini」などの名前で保存しよう。


opera_204次に、「opera:config#Network|URLFilterFile」というURLでOpera Mobileの隠し設定画面にアクセスし、ファイルパス表示欄の横の「選択」を押す。

opera_205ファイル選択画面が表示されたら、端末の戻るボタンを何度か押してこのような画面まで戻り、「/mnt/sdcard」、設定ファイル用フォルダと選択して進んで行き、保存したファイルを選択しよう。元の設定画面に戻ったら「保存」ボタンで保存し、Opera Mobileを再起動すれば設定完了だ。

opera_206「http://widgets.twimg.com/*.js」と「http://www.facebook.com/plugins/likebox.php*」をブロック対象にしたところ、このようにサイドバーのブログパーツを非表示にできたぞ。

URL Filter List – Opera Wiki


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2011年08月05日15時27分 公開 | カテゴリー: ネット情報活用 | キーワード: | Short URL
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