登録文字列の一部や短縮ワードを入力するだけで定型文を入力できる「Cliboid」

Cliboid」は、よく使うテキストを登録しておいて素早く入力できるようにしてくれる定型文入力アプリだ。日本語入力エンジンのマッシュルーム拡張アプリとして呼び出して利用できる。
定型文に短縮ワードを割り当てておき、入力したい語句の短縮ワードを入力した状態で呼び出すと、対応する定型文が候補として表示され、選択したテキストを入力できる。

また、「クリップボード」機能では、クリップボードにコピーされているテキストを手軽に登録可能だ。いちいち短縮ワードを割り当てる必要はなく、入力エンジンで入力中の内容が含まれる登録テキストが候補として表示されるぞ。
定型文の短縮ワードは、「あ」に「http://android-smart.com/」を割り当てるというように、本文に含まれない文字列も割り当てられるので、うまく使い分けよう。

なお、コピーしたテキストが自動的に保存される機能は今のところ搭載されていないようなので、「ClipStore」などの自動保存型のクリップボード履歴アプリと併用するといいだろう。

cliboid001Cliboidを起動すると通知領域に常駐し、通知の項目をタップすれば、メイン画面が表示される。常駐を解除してもマッシュルームアプリとしては利用できるので、定型文の登録作業が終ったら、メインメニューの「終了」や通知領域の「通知を消去」から終了してしまうといいぞ。

cliboid002メイン画面の「クリップボード」タブでは、「Clipboard」ボタンを押すことで、現在コピーされている内容を登録できる。

cliboid003「定型文」タブでは、端末のメニューボタンを押すと表示されるメニューの「定型文登録」から登録画面に進める。

cliboid004「マッシュワード」に短縮ワードを、「定型文」の欄に貼り付けられるテキストを入力し、「編集完了」を押して登録しよう。

cliboid005登録済みの定型文は、長押しすると表示されるメニューから削除や修正が行える。

cliboid006定型文を貼り付けるには、日本語入力エンジンで短縮ワードを入力中の状態で、マッシュルームアプリ呼び出し操作を行なう。マッシュルームアプリの呼び出し方法は、入力エンジンによって異なるが、大抵は記号キーなどの長押しに割り当てられているはずだ。

cliboid007インストールされているマッシュルームアプリの一覧が表示されるので、「Cliboid」の項目を選択しよう。

cliboid008このように、入力中の文字列がマッシュワードとして割り当てられている定型文項目や、入力中の文字列を含むクリップボード項目が表示されるので、入力したいテキストをタップしよう。

cliboid009なお、漢字のキーワードでクリップボード項目を探したい場合は、「変換」を押して検索したい語句が変換候補として選択されている状態で呼び出し操作を行なおう。

Cliboid

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2011年08月11日21時40分 公開 | カテゴリー: 文書編集 | キーワード:, | Short URL
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