クリップボードの履歴を保存し、過去にコピーしたテキストを貼り付けられる「ClipStore」

クリップボードにテキストをコピーして貼り付ければ、面倒なテキスト入力の手間を減らせる。だが、クリップボードに格納しておけるテキストは1つだけだ。後で使おうと思ったテキストをコピーしておいたのに、うっかり別のテキストをコピーしてしまったというミスは、誰しも一度くらいは経験するだろう。

そんなクリップボードの不満を解消したければ、「ClipStore」を使うといいぞ。クリップボードの内容の変化を監視して履歴を保存し、過去にコピーしたテキストを選択して貼り付けられる。通知欄から呼び出すほか、「マッシュルームアプリ」としてテキスト入力エンジンなどから呼び出すことも可能だ。

また、履歴とは別によく使うテキストを定型文として登録しておくこともできる。これらの機能を使って、テキスト入力をさらに効率化しよう。

ClipStoreを実行すると、このような画面が表示され、履歴項目をタップするとクリップボードにコピーされるぞ。メニューボタンを押して表示されるメニューから、設定などを行える。

設定では、クリップボードの監視間隔や、履歴の保存数などを設定できる。

「常駐設定」をONにすると、通知欄にClipStoreの項目が表示される。これをタップすることで、すばやくメイン画面を呼び出せるぞ。

通知領域を使用せず、すばやく貼り付けを行いたい場合、文字入力エンジンの「マッシュルーム拡張」を実行しよう。インストールされている拡張機能の一覧からClipStoreを実行すると、履歴一覧が表示され、選択したテキストが即座に入力されるぞ。大抵の日本語入力エンジンは、記号・顔文字キーの長押しなどの操作で、マッシュルーム拡張を呼び出せるようになっているはずだ。