ウィジェット型Twitterクライアント「Falcon」にアプリ版「Falcon Pro」が登場

「Falcon」は、「ウィジェット型のTwitterクライアント」とでも言うべきウィジェット。ウィジェット上でTwitterのTL等を確認する、という、普通のTwitterクライアントのウィジェット機能だけを取り出し、普通のTwitterクライアントに搭載されているような各種機能を搭載させ、ウィジェット上だけでTwitterの各種操作を全てできるようにしたウィジェット、という感じだ。いちいちアプリを起動する必要なくTwitterをチェックできるためファンが多い。
そんな「Falcon」に、アプリ版、つまり普通にアプリとして起動してTwitterの各種機能を利用するクライアント、「Falcon Pro」が登場した。正直なところ、「Twitterクライアント」として他のクライアントと比較すると、「スクロールや描画などの動作が軽快で使いやすいが、しかし有料(執筆時現在99円)の割には機能が低い」、というような評価になってしまうが、ウィジェット版の「Falcon」と組み合わせて利用するアプリ、と考えると、なかなかアリだ。現在既にウィジェット版の「Falcon」を利用している人、または、「Twitterクライアントアプリを毎回起動するのは面倒だ」と感じている人に、ウィジェット版の「Falcon」と組み合わせて利用するアプリ、として、一度試してみることをオススメする。


Falcon Widget (for Twitter) – Google Play の Android アプリ
Falcon Pro (for Twitter) – Google Play の Android アプリ

インターフェイスは、後述するウィジェット版の「Falcon」とほぼ共通だ。引っ張って更新機能や、画像のインライン表示機能も搭載されている。



特徴的なのは、左右にフリックして各種メニューを呼び出すインターフェイス。真ん中にメインTL(やメンション、メッセージ)、左に検索や設定なども呼び出せるメニュー、右にリストやトレンド(「World Trends」の下に「Local Trends」もある)、という具合だ。タイムラインのスクロールやフリック時の表示などは、少なくともGalaxyS3上では非常にスムーズで気持ちが良い。
……ということで、「真ん中のTLのみでTwitter上の各種情報をチェックする」という作りになっており、「リストのTLや、キーワード検索結果のTLを、フリック操作などで切り替えながら利用する」というような作りではない。ここらへんは、「人によって使うべきクライアントは違う」という話だが、「フォロー数が少なく、真ん中のTLのみでTwitterを利用できる人向けのクライアント」ということにはなるだろう。

現時点では、まだ機能は少ない。特筆すべき点は、「ここまで読んだ」を複数デバイスで共有する「TweetMarker」に対応している点だろうか。



当たり前と言えば当たり前だが、ウィジェット版の「Falcon」と組み合わせて使って違和感のないインターフェイスだ。実際問題としては、「基本的にはウィジェット版でTLをチェックし、がっつり読みたい場合などにのみアプリ版を利用する」というような利用方法になるだろう。
ただ疑問としては、ウィジェット版の「Falcon」は、引っ張って更新機能が無く、また、「TweetMarker」非対応に思える。これらについては、揃えてくれると嬉しい気がするのだけど……。ウィジェット版の「Falcon」の機能として、ウィジェットから呼び出すクライアントアプリを設定可能なので、ここで「Falcon Pro」を選択しよう。


参考

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2012年12月02日01時24分 公開 | カテゴリー: ソーシャル | キーワード:, | Short URL
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