「twitcle」は、昨年登場し「Android用Twitterクライアントの定番」となったアプリだが、ずっとベータ版だった。「もうすぐ正式版リリース」とアナウンスされていたのだが、ついに先ほど、正式版がリリースされたぞ。
Twitter社は、「あるクライアントを利用できるユーザー数」に上限を設けており、無料だったベータ版は、既に認証数が上限に達しているため、新規ユーザーは基本的に利用不可能となっている。正式版は有料だが、「リリースされたばかり」なので、当然新規ユーザーも利用可能だ。ベータ版から機能追加が行われ、ついに登場した正式版は、現在無料版を使っている人、「twitcleを使いたい」と思いつつ認証上限のせいで使えなかった人にオススメだ。

参考

ベータ版時点での紹介記事だ。

「twitcle plus」の主要機能

ベータ版の頃から、「twitcle」はマルチユーザーやカスタムカラム、ユーザーストリームなどの各機能を搭載した高機能型クライアントだった。正式版で新たに追加された機能は、カラム毎の自動更新設定機能や、横画面機能などだ。


・twitcle plus – Google Play の Android アプリ

シンプルかつ使いやすいインターフェイスのTwitterクライアントだ。「引っ張って更新」機能も搭載されている。また、右上の一時停止/再生ボタンは、いわゆる「ユーザーストリーム」。手動で更新を行わなくても、常に最新のツイートが表示され続けるモードだ。

横に複数カラムが並んでおり、これをスワイプで切替ながら利用する、というタイプのクライアントだ。……ただ、環境によるかもしれないが、スワイプでの切替時の挙動が、ベータ版に比べて若干重くなっている感がある。まだファーストリリースなので今後改善されるかもしれないが、気になる人は気になるかも。

デフォルトでは、タイムライン、メンション、メッセージの3カラムだが、例えばキーワード検索結果などの画面で、その画面をカラムに追加することができる。

カラムの並び順などを設定する場合はメニュー「カラム管理」。

カラムをドラッグして並び順を変更する

「twitcle plus」の新機能をチェック

さらに、カラムの設定ボタンをタップすれば、そのカラムに関する設定画面が開く。カラム毎に、自動更新や通知を設定できるのだ。

また、「表示設定」でランドスケープ時のカラム数を設定できるようになった。……ちょっと分かりにくいが、ここでいう「カラム」は「画面内に何カラムを表示するか」という意味だ。



横画面時に複数カラムを同時にチェックできる。大画面のスマートフォンやタブレットで重宝する機能だ。

また、細かい点だが、ボリュームキーに動作を割り当てることもできるようになった。機種によっては/普段のスマートフォンの使い方次第で、重宝する機能だろう。