【危機管理担当】どんなトラブルも慌てずに原因究明 スマホの危機はクールな理系メガネ秘書にお任せ 

スマホを使っていると、急にネットが遅くなったり本体が熱くなったりすることがある。何らかの異常が発生しているのは明らかだが、原因を探る手がかりはあまりに少ない。
こういったトラブルを解決するために、システム周りの危機管理を任せられる秘書を配置しよう。ハードウェアの状態を常にチェックしているクールな理系メガネで、どんなトラブルでも表情ひとつ変えずに報告と解決を行ってくれるデキる女性。何かトラブルが発生したら、まずは彼女に聞いてみるのが一番だ。
まずは、システムの詳細情報を表示するウィジェットを導入。CPUやメモリ、ネットワークの状態を常に表示しておけば、何が起きても原因を推測しやすくなる。さらに、ネットを切断したり、タスクを強制終了させるボタンを追加すれば、その場ですぐにトラブルを解決できる
スマホのコンディションを常に冷静な目で観察し、ささいな異常も見逃さない。4人の秘書たちの中でも特に頼りになる1人だ。


【完成図】システムやネットワークを監視しつつ機能を切り替える

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Wi-Fi・GPS・Bluetoothのオンオフの切り替えは、通常ステータスバーを開いて行うが、ホーム画面にスイッチをまとめて設置し、ワンタッチで状況に合った設定に切り替えられるようにする。さらに、CPUの温度から通信速度、メモリの残量といったシステム情報を表示し、スマホの現状を把握。負荷が大きいようであれば、余計なタスクを終了させればいいし、ネットワークが重いようであれば繋ぎなおせばいい。トラブルの原因を探って、対処がすぐに行えるようになるのだ

Wi-FiやGPSの有効/無効をワンタップで変更できるスイッチ

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WidgetSoid」は、GPSやWi-Fiなどのオン/オフを切り替えられるウィジェット。ボタンの組み合わせは自由に変えることが可能で、バッテリーの残量表示(Battery)やCPU使用率(CPU Usage)の表示にも対応しているが同じ場所にあると混乱するので、WidgetSoidではあえて機能切り替えのボタンのみを登録する

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ここでは例として、手動で変更することの多い「GPS」「Mobile Data」「Wi-Fi」「Bluetooth」のスイッチを登録している。ほかにも機内モード(Airplane Mode)や画面の縦横切り替え(Orientation)のスイッチを追加してもいい。自分の用途に合わせてカスタマイズしよう

バッテリーやCPU、ネットワークの詳細を徹底的にチェック

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Elixir2」「Elixir 2 – Widgets」は、バッテリーの残量やCPUの温度など、システムの詳細な情報をチェックできるウィジェットだ。とにかく表示項目が豊富なのが特徴で、Wi-Fi関連だけでも「「Wi-Fi link speed」(速度)「Wi-Fi network name」(ネットワーク名)「Wi-Fi signal strength」(信号の強さ)「Wi-Fi traffic」(転送量)と4項目もある。なお、Wi-FiやGPSのオンオフの切り替えスイッチも追加できるが、そういった機能は上の「WidgetSoid」に任せて、このアプリはシステム状況の表示のみに限定して利用する

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ウィジェットのサイズを「4×2」にすれば、21項目のステータスが表示可能。ここでは、バッテリー関連、CPU関連、メモリ関連、Wi-Fi関連の情報をすべて表示させている。スマホの動作が重くなったりネットに繋がりにくくなったとき、この画面を見ればどこに問題が発生しているのかすぐに分かるのだ

メモリの負荷が大きくなってきたら不要なアプリを強制終了

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タスク管理ツールの定番「Automatic Task Killer」のウィジェットを追加。アプリを多く起動させすぎてスマホが重くなったときに、バックグラウンドのアプリを強制終了するボタンだ。本体を起動して、終了させても問題ないアプリにチェックをいれておく。Elixir2を見てメモリの容量が少なくなってきたら、ホーム画面のウィジェットをタップしよう。選択したアプリがまとめて強制終了されるぞ

今月の通信料金がどのくらい請求されるかを常にチェックしよう

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ドコモが提供している「My docomo checker」は、その月のネットワークの利用状況と請求予定の使用料金を表示するアプリ。ここで通信料金を常にチェックしておけば、「請求が増えそうな月はWi-Fi中心で利用する」といった対策が取れる。なお、auには「あうちゃん」、ソフトバンクには「My SoftBank Checker」という同様の機能のアプリがあるぞ

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2012年10月23日09時06分 公開 | カテゴリー: 便利化・快適化 | キーワード: | Short URL
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