AndroidがiPhoneに勝利した決定的な理由は”自由さ”!両者の違いとは?



あなたはパソコンを開いてどのような作業をするだろうか

多くの人は起動後、まずブラウザを立ち上げて、メーラーを立ち上げて、Twitterクライアントを立ち上げて、Skypeにログインする。これらの共通項は外部からの情報の窓口として機能するという点。この窓口を通じて入ってきた情報を元に、カレンダーやEvernoteに予定を入れたり、ワードで文書やプレゼンを作成したりといった作業を始めることになる。息抜きにゲームをすることもあるだろう。

Androidが一気に普及したのも、ガラケーにはないパソコンと同じように使える点が評価されているからだ。そんなAndroidは小さなパソコンであるから、基本的にはパソコンでやっていることと同じことをすることになる。

なぜAndroidなのか

ではなぜiPhone(iOS)じゃなくてAndroidなのか。同じスマートフォンという位置づけなのに。世界市場を見ればAndroidのOSシェアはiPhoneのそれを抜き現在トップに立っている。今後もその差を引き伸ばしそうだ。(Nielsenの7月28日発表の調査によると、Android 39%、iOS 28%)。iPhoneは2010年初頭、販売シェア90%を誇っていたのに、なぜ追いつき追い越されたのか。(ただし、iPhoneを製造するのはAppleだけであり、スマホ製造会社としてのシェアは紛れもなく1位だ。)

ユーザーが選べる”自由さ”がAndroid勝利の理由

一言で結論を言えば、AndroidはiPhone(iOS)にはない”自由さ”があるからだ。

iPhoneは言わばTVや電子レンジ、炊飯器と同じ、古きよき時代の洗浄された端末だ。一見Apple Storeからアプリを自由に導入できるようにみえるが、Apple Storeに掲載されるには厳重な審査が必要である。そして、Apple Store経由でないと、アプリは導入できない。悪い物、汚い物がiPhoneに入り込まないような仕組みになっているのだ。品質は高く保たれセキュリティ的にも安全だが、決められた使い方以外には全く使えない。数百万ものアプリがあろうとも、決まりがある以上その外へは踏み出せない。iPhoneのユーザー体験は所詮牢獄の中なのだ。

Androidはその点で大きく違う。パソコンと同じ、洗浄されていない端末だ。Android Marketにはアプリに対する審査がない。そのため品質はとても低い物もあるし、セキュリティ的な不安もある。しかし自由だ。自由な場所で競争して本当に良いものが評価されて利用されることになる。この自由さこそが開発者に自由な発想の開発を促し、本当にクリエイティビティあふれるアプリを生み出す入り口となる。同時にAndroidを携帯電話やパソコン以外のモノに使う可能性を引き出す突破口ともなり得るのだ。

以上はユーザーから見た視点だが、開発社(者)の視点からも同様に”自由さ”をキーワードにAndroidが優れていると言える。

開発する人々の競争力がAndroidを劇的に進化させる

iPhoneはApple社からしか発売されない。他社の利用を許可していないのだ。一方でAndroidはオープンで、誰でも利用出来る。そのため開発会社はOSにAndroidを採用して端末を製造する。現在多種多様のAndroid端末が登場しているのはそういう理由だ。Androidはスマホ端末の市場シェアをiPhoneから奪ったのではなく、市場というパイを拡大させて勝利したのだ。

製品の質向上には他社との競合関係が必須だ。iPhoneはAndroidを敵対視するだろうが、AndroidはAndroidを利用した開発会社同士で競いあう。結果的にAndroidはよりよいものへと成長するエコシステムが出来上がる。こうしてAndroidはたった数年で一気に実用的なOSに進化し端末もデザインが良いもの、例えばINFOBARXPERIA、Galaxyなど高機能なものが出てきたのだ。

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2011年08月16日00時16分 公開 | カテゴリー: 便利化・快適化 | キーワード:, | Short URL
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