CPU負荷の高いゲームや動画再生、GPSとデータ通信を使いまくる地図アプリなど、バッテリー消費の多い機能を多用する場合は、追加のモバイルバッテリーは必須だ。さまざまな容量の製品が存在するが、中途半端な容量だとせっかく買ったのに全然足りないなんてことがある。
余裕のある大容量バッテリーや、必要に応じて買い増しができる乾電池式の電源などがオススメだ。

重さが気にならなければとにかく大容量のモノを選ぼう

最近では、スマホを5回くらいフル充電可能な1万mAhの「enecycle EN03」が2680円など、大容量で手ごろな価格のバッテリーが増えてきている。これだけの容量があれば、旅行や出張などで何日も電源を確保しづらくなっても、そう簡単に足りなくなることはないはずだ。
重量の方は240グラムと若干重めだが、少々の出費やカバンの重さが気にならないなら、とりあえずこれらの製品を買っておけばいいだろう。

・Amazon.co.jp： enecycle　EN03　10000ｍAh・2.1A+1A出力　大容量携帯充電器　新型iPad対応: パソコン・周辺機器

使用頻度が低いなら乾電池式が安上がりだぞ

ふだんは予備バッテリーが必要になるような使い方はしていないという人も、旅行や出張に行くときには、乾電池を使ってUSB機器に給電できる製品を用意しておくといい。iBUFFALOの「BSMPA08BK」が1337円ほどで、ソニー製の単3アルカリ乾電池30本入りが1000円弱、4本の電池でスマホの満充電1回分くらいなので、合わせて2300円で7回くらい充電できると考えれば、enecycleを買って1度しか使わないより経済的だ。電池を買い増せばいくらでも容量を増やせるし、出先で足りなくなってもコンビニなどで調達できるのも便利だ。
電池込みで140グラムほどなので、使うかどうか分からなくても、カバンに常備しておくのがいいだろう。

・Amazon.co.jp： iBUFFALO iPhone/スマートフォン用 モバイル充電器 乾電池タイプ ブラック BSMPA08BK: 家電・カメラ

・Amazon.co.jp： SONY アルカリブルー乾電池 単3形 30本パック LR6SG-30PCW: パソコン・周辺機器

eneloopなら柔軟に持ち歩く量を調節できるぞ

スマホは通常の使い方をしていても、外出が多いと予備バッテリーが必要になることが多い。あまり多くの容量は必要ないので軽量化したいという場合は、「eneloop」などの乾電池型の充電池を使うといい。Amazonでは充電器と単3形が4本のパッケージが2240円ほどとなっている。BSMPA08BKと合せると3500円程度になるが、頻繁に乾電池を使い捨てるよりは安上がりだ。ふだんは持ち歩く重量を抑えつつ、旅行などのときに乾電池を買い足せばいい。

・Amazon.co.jp： SANYO NEW eneloop充電器セット(単3形4本付) N-TGN01BS: パソコン・周辺機器