消えない広告は手動で追加して広告0のブラウジング環境をゲット

「FilterProxy」デフォルトの広告リストや、有志作成の広告リストを追加しても、それでも消えない広告もある。海外のマイナーなサイトの、そのサイト専用の広告画像などだ。広告0のブラウジング環境を目指すなら、どうしても消えない広告は、自分の手で削除してしまおう。
広告リストの手動追加を行うには、消したい広告のアドレスを調べ、そのアドレスを「FilterProxy」の広告リストに読み込ませれば良い。Android上で作業を行う方法と、母艦上のブラウザで広告画像アドレスを調べる方法を紹介する。

前ページまでの方法を使っても、消えないバナー画像もある。

「FilterProxy」の「ログ」に、読み込まれたページ内の画像やJavaScriptファイル等のアドレスが表示されているので、消したい画像のアドレスをチェック。

その画像のアドレスを「フィルタ」に入力して「追加」。パターンマッチ方式なので、アドレス全体を入力する必要はないが、よく分からなければ全体を入力しても良い。詳しくは作者サイト内の解説ページを参照。

Android標準ブラウザであれば、画像を長押しするとメニューが表示されるので、「画像を表示」し……。

アドレス欄に表示される、その画像のアドレスをコピーする、という手もある。

ただ、Android上のブラウザで表示されている広告画像のアドレスを調べる、というのは意外と面倒。母艦のブラウザ上で画像のアドレスをコピーし、前ページで紹介した「AndroClipLan」を使い、クリップボードをAndroidに渡す方が楽だ。

PC用サイトとスマートフォン用サイトが別に用意されており、母艦のブラウザからアクセスしてもスマートフォン用サイトの広告画像が表示されない、という場合もある。この場合は、User-Agentを変更するアドオン等を利用しよう。Chromeなら「User-Agent Switcher for Chrome」。

「自分はスマートフォン用ブラウザである」と偽った状態で、当該サイトにアクセスすることができるようになる。この状態であれば、スマートフォン用サイトが表示されるので、スマートフォン用サイトの広告画像が表示され、そのアドレスを調べることができるはずだ。


広告のアドレスが分からない場合の最終手段はProxomitron

「スマートフォン用のページが表示されている(しソースを見ることもできる)が、なお、広告がどのような方法で読み込まれているのか分からない」ということもあり得る。外部ファイルなどを用いて広告が読み込まれている、といった場合などだ。最終手段は、PCブラウザ用のローカルプロクシ「Proxomitron」。PCブラウザでページを開いた時のブラウザのログを見ることができるから、ログ内で広告ファイルのアドレスを探せば良い。

Proxomitronを導入し、PCブラウザのプロクシ設定を行う。PCブラウザを、Proxomitron経由でウェブに接続させるのだ。

Proxomitronメインウインドウの「Log Windows」でログ用ウインドウを表示させる。この状態でページを開くと、ブラウザのログが表示されるから、外部ファイルなどで表示されている広告であっても、広告ファイルのアドレスを掴むことができる。

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2012年07月31日12時49分 公開 | カテゴリー: ネット情報活用 | キーワード:, , | Short URL
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