「Filter Proxy」に広告リストを追加して削除機能をアップさせる

「FilterProxy」は、標準で多くのウェブ広告に対応している。導入するだけでほとんどのバナー広告が消えるはずだ。国産アプリだけあって、国内で使われることの多いバナー広告への対応がよい点も嬉しい。

とはいえ、標準状態では消えない広告もある。そこで、ネット上で有志が公開している広告リストを読み込ませ、広告除去性能をさらにアップさせよう。

広告リストの読み込みは、コピペ操作でOK。ウェブページ上で公開されているリストならブラウザから、テキストファイル形式で公開されているリストならビューアから、「FilterProxy」にコピペを行えば良い。

「FilterProxy」を導入するだけで……

ほとんどのバナー広告が消えるはずだ。

ブログ「no adv,no web」で公開されている広告リスト」など、ウェブ上で公開されているリストの場合は、Androidのブラウザでアクセスしてコピー。

「FilterProxy」の「フィルタ」で貼り付けを行い、「追加」で読み込ませる。

「ハピコムうpろだ」にアップロードされているファイルなど、テキストファイル形式で配布されている場合は、ファイルをスマートフォンに転送して開き、同様にコピペを行えば良い。Dropboxなどのクラウド型ストレージを利用すると簡単だ。


母艦とAndroidでクリップボードを共有

Androidに限らず、スマートフォンのブラウザは、長い文字列をコピペするのにはいまいち不向きだ。タッチパネルで長い文字列を選択しようとすると、ちょっとした誤操作で選択状態が解除されてしまうことがあり、イライラしてくる。そこで、母艦とAndroidでクリップボードを共有しよう。母艦のブラウザ上でリストをコピー → Android上の「FilterProxy」にペースト、という方法で、リスト読み込みを行うことができるようになるのだ。後述するように有料アプリが事実上必須なので、「FilterProxy」専用に導入するのはもったいないが、クリップボードの共有は、長いSMSの送信等にも使える、汎用性の高いテク。様々な場面で活用できるので、この際導入しておいても損はないはずだ。

母艦とAndroidの間でクリップボードを共有するという手もある。「AndroClipLan」をインストールし、「Start Service」をタップ。表示されている「WiFi IP」をメモしておく。後述するが、有料の「Pro version」がオススメだ。

母艦でも「AndroClipLan(Windows Software)」を起動。タスクトレイアイコン右クリック「Setting(s)」を開いて、「Android IP Address」に、先ほどメモした数字を入力する。「Send Size」は、Android側にインストールしたのが無料の「Free version」なら「10」、「Pro version」なら「732」。

以後、母艦でコピー操作を行うと、その文字列がAndroidのクリップボードに格納される。ただし、一度にコピーできる文字数上限がある。先ほどの「Send Size」だ。つまり、無料版は、一度に最大10文字しか送れないのであまり実用性がない。有料版でも最大732文字なので、長いリストの場合は何度かに分けて作業する必要がある。

目次

関連記事

2012年07月31日12時49分 公開 | カテゴリー: ネット情報活用 | キーワード:, , | Short URL
このエントリーをはてなブックマークに追加

最新記事