短縮URLなどの転送先URLを表示できる「OriginaUrl」でリンク先の安全を確認

投稿可能文字数の少ないTwitterなどの普及と共に、指定URLにリダイレクトされる短いURLを生成してくれる短縮URLサービスがよく使われるようになってきた。
この手のサービスの問題点は、リンク先のサイトの身元が分かりづらいことだ。通常のURLなら、「http://」の直後のドメイン名部分などを見れば何のサイトかが開く前に分かるので、怪しいサイトなどへのアクセスを避けられるが、短縮URLは開いてみないと何のサイトか分からない。このことを利用して、有害サイトのURLを送りつけるときなどにも短縮URLが悪用されることがある。
Twitterクライアントなどのアプリには、代表的なURL短縮サービスのURLのリダイレクト先URLをプレビュー確認する機能が搭載されていることもあるが、マイナーなサービスには対応していないことが多い。
リダイレクト先確認機能が未対応のURLや、確認機能が搭載されていないアプリで受取ったURLのリダイレクト先を確認したければ、「OriginaUrl」を使ってみよう。このアプリでURLを開くと、最終的に表示されるリダイレクト先URLが取得されて表示されるぞ。

originalurl_001リンクをタップしたりしたときに起動されるデフォルトのアプリが設定されていると、OriginaUrlが使えないので、端末設定の「アプリケーション」→「アプリケーションの管理」などから詳細画面を開いて「デフォルトでの起動」の「設定を消去」を実行しておこう。

originalurl_002メールアプリやSNSクライアントなどで短縮されたURLをタップして、URLを開くアプリの選択画面が表示されたら、「OriginaUrl」を選択しよう。

originalurl_003短縮URLの転送先のURLが取得されて表示されるので、問題がなければ「遷移先URLを開く」を押そう。

originalurl_004アプリ選択画面が表示されたら、今度はページ表示に使いたいブラウザを選択しよう。


originalurl_005なお、OriginaUrlのメイン画面でメニューボタンを押すと表示されるメニューの「設定」から、リダイレクト先URLの取得方法を設定出来る。「詳細」にすると通常では取得できない方式の中継URLにも対応できるが、通信量が増えたり処理時間が長くなることがあるので、気になる場合は「通常」のままにしておこう。

OriginaUrl

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2012年01月12日12時18分 公開 | カテゴリー: セキュリティ | キーワード:, | Short URL
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