SNSの通知受取りはGmailに一本化!フィルタ機能を使えば重要な情報のみ通知させられるぞ

TwitterやFacebookなどのSNSクライアントアプリの多くは、他のユーザーからのメッセージなどを受取ったりしたときに着信音などで通知してくれる機能を備えてる。だが、通知を受けるためにはアプリをバックグラウンドサービスとして常駐させなければならず、メモリを圧迫したりバッテリの消費量が増えたりしてしまうという難点がある。
大抵のSNSには新着の連絡などをメールで知らせてくれる機能が用意されているので、通知の受信をメールに一本化して、受信のために常駐させるアプリを減らすといい。
通知の受信に使うメールサービスとしてはオススメなのはGmailだ。設定で「フィルタ」を作成しておくことで、重要でないメールを自動的に既読にしたりして、重要なメッセージのみを通知させられる。
また、フィルタの動作設定では他のアドレスにメールを転送することも可能だ。データ通信をOFFにしていても新着が通知されるキャリアメールに転送すれば、極力データ通信をOFFにしてバッテリや通信料金を節約しつつ、重要な連絡に素早く応答できるぞ。



まず、SNSなどの設定でメッセージの受信などをメールで通知するように設定し、アプリの通知機能は無効にしておこう。Twitterの場合は設定の「メール通知」、Facebookの場合は「お知らせ」から設定可能だ。
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Gmailのフィルタ設定は、パソコンのブラウザから行なう。フィルタの条件の指定方法はメール検索の条件と同じなので、まずは検索ボックスに条件を入力して、フィルタリングしたいメールに上手く一致する条件を考えよう。メールは本文中のキーワードだけでなく、件名や送信者、宛先でも絞り込み可能。入力欄右の「▼」をクリックすると、条件指定の補助フォームが表示される。FromやTo、件名にも、先頭に「-」を付けることで除外ワードを指定できる。また、複数の語句を「or」で区切って列挙すれば、そのうちのどれかを含む場合に一致となるぞ。


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上手く絞り込める条件が出来たら、「この検索条件でフィルタを作成」をクリックしよう。


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フィルタの動作を選択する画面が表示されるので、動作を選択して「フィルタを作成」を押そう。SNSの通知のうち重要でないものを通知しないようにしたい場合、「含まない」に相手のユーザー名などの重要とする条件を「or」区切りで列挙し、動作の選択欄では「既読にする」を選択すればいいだろう。


重要なメールをキャリアメールに転送


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メールの転送機能を利用するには、フィルタの動作設定画面で「転送先アドレスを追加」を押すか、設定画面から「メール転送とIMAP/POP」に移動して、転送先アドレスを追加しよう。「転送先アドレスを追加」ボタンをクリックすると表示されるダイアログに、キャリアメールなどメールの転送先として使いたいアドレスを入力すればいい。


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設定したアドレスにこのような確認メールが届くので、記載されていたURLにアクセスして転送の承認を行なおう。


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転送したいメールの条件で検索し、「この検索条件でフィルタを作成」を押したら、フィルタ条件の設定画面で「次のアドレスに転送する」にチェックを入れて、転送先アドレスを選択して「フィルタを作成」を押そう。


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作成済みのフィルタは、設定画面の「フィルタ」のページで一覧表示し、修正や削除などの管理を行なえる。

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2012年08月05日15時59分 公開 | カテゴリー: ソーシャル | キーワード:, | Short URL
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