GPSの現在位置情報を「Location Spoofer」で偽装する

現在位置の周辺の情報を素早く確認できる地域情報アプリや、特定の場所に行くことでレアなイベントが発生するゲームなど、GPSの位置情報を活用したアプリが多数存在する。

だが、地域情報アプリの使い勝手を試すためにわざわざ出かけたり、ゲームのイベントをコンプリートするために遠くまで出向くのは大変だ。自宅にいながら地域情報アプリを試したり、ゲームの地域限定イベントをコンプリートしたい場合は、「Location Spoofer」を使ってみよう。

端末設定の「アプリケーション」→「開発」で「擬似ロケーションを許可」を有効にしておき、Location Spooferで好きな位置を指定すると、GPSから取得される位置情報が指定した位置にすり替わるぞ。

mocklocation_001Location Spooferを使用するには、端末設定の「アプリケーション」→「開発」で「擬似ロケーションを許可」にチェックを入れよう。

mocklocation_002「位置情報とセキュリティ」の設定で、「現在地」の2つのチェックもオンにしておく必要がある。

mocklocation_003Location Spooferを起動したら、「Select from map」をタップしよう。

mocklocation_004地図が表示されるので、偽の位置に指定したい場所に赤い丸を合わせて、画面上部の「Use this location」をタップ。

mocklocation_005「Duration」には、偽の位置情報の有効期限を分単位で指定する。2つのチェックボックスのうち下のほうをオンにして、「Start spoofing」を押せば、偽装が開始されるぞ。

mocklocation_006Googleマップアプリを起動してみたところ、このとおり現在位置マークを北米に表示させることができた。

Location Spoofer – Android Market

関連記事

2011年06月23日16時43分 公開 | カテゴリー: セキュリティ | キーワード:, | Short URL
このエントリーをはてなブックマークに追加

最新記事