Android 4.2以降のスクリーンセーバーを即座に起動する「Daydream Enabler」

液晶や有機ELなどのディスプレイは、長い間同じ映像を表示し続けると、その映像が焼き付いて常時影のように見えるようになってしまう。焼き付きは有機ELの弱点とされているが、液晶でも酷使すれば発生する。
端末を充電ケーブルに繋いでいる間はスリープ解除の手間を減らすために自動スリープ無しにしている場合に注意が必要だ。
そこで、Android 4.2からは、充電中に一定時間操作しないとスリープの代わりに変化のある映像を表示して焼き付きを防ぐ「スクリーンセーバー」機能が追加された。画面をタッチすれば直前の画面に戻るので、電源ボタンで復帰させなければならないスリープよりも手軽だ。
だが、スクリーンセーバー機能は、一定時間操作が無かったときに自動起動することしかできず、スリープのように手動で素早く起動することはできない。
スクリーンセーバーを手動起動してスリープの代わりに使いたければ、「Daydream Enabler」というアプリを使ってみよう。ホーム画面などから起動すると、即座にシステムで選択しているスクリーンセーバーが起動するぞ。
素早く起動できるように、各種サブランチャーアプリにでも登録しておくといいだろう。
また、このアプリを使えば、バッテリ駆動中に強制的にスクリーンセーバーを起動することも可能だ。

Daydream Enabler – Google Play の Android アプリ




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Daydream Enablerを使うには、スクリーンセーバーを有効にしておく必要がある。スクリーンセーバーの設定は、Androidの設定画面の「画面」や「ディスプレイ」にあるはずだ。右上のスイッチで「ON」に設定し、使いたいスクリーンセーバーを選択しよう。
標準搭載されているスクリーンセーバーが気に入らない場合は、Google Playストアなどでスクリーンセーバー機能を備えたアプリを探してみよう。


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スクリーンセーバーを有効にしつつ自動起動を無効にしたい場合は、「開発者向けオプション」で「スリープモードにしない」を有効にしておこう。
開発者向けオプションは、初期状態では表示できないが、設定画面の一番下の「端末情報」の画面で、一番下の「ビルド番号」を7回連打すれば、設定メニューの下部に追加されるぞ。


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Daydream Enablerをインストールしたら、ホーム画面やランチャーアプリなどに登録しよう。


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Daydream Enablerを実行すると、端末設定で選択していたスクリーンセーバーが即座に起動するぞ。

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2014年10月18日10時10分 公開 | カテゴリー: 便利化・快適化 | キーワード: | Short URL
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