テレビでインターネットコンテンツを表示するには

最近のテレビは「インターネット対応だ」ということで大抵イーサネット端子がついているし、「パソコンとの接続が可能」ということでHDMI端子もついている。だが、どちらのやり方でも設定が小難しかったり接続用のケーブルの引き回しが面倒臭かったりであまり利用されているとは言いがたい。でもせっかくの高解像度液晶だから何とかネットコンテンツを楽しみたい、と思っているユーザーは多く、Googleがそれに対する回答を用意してきた。




スマホをリモコンのようにしてネットコンテンツを楽しむ

Googleの「Google Chromecast」は、ちょっと見にはUSBメモリのように見えるコンパクトな器具だ。これをテレビのHDMI端子とUSB端子に接続する。ハードウェアのセッティングはこれでおしまいだ。次に本体を家庭内のWi-Fiネットワークに接続する。つまり家庭内Wi-Fi環境があることが必須なのだが、今では家庭単位でネット回線業者と契約するとこちらから断らない限りWi-Fiがセットアップされてしまうから、あまり問題にはならない。接続終了後、手持ちのスマホやノートパソコンやタブレットなどでGoogle Choromeを起動し、動画やその他のネットコンテンツを表示させると、その画面と同じものがテレビの画面に表示されるようになる。違っているのは大画面なのでド迫力が追加されているという点と、テレビのアンプを経由するので音質がスマホより格段によくなっているという点だ。これだけの機能を持っている割に価格は4,000円台と安いので、環境が整っていれば一つ導入しておくことをおすすめする。

Google Chromecast GA3A00035A16

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2014年06月16日17時57分 公開 | カテゴリー: 端末・周辺機器・サービス | キーワード:, | Short URL
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