音声を画像に変換したりカメラから読み込んで再生できる「PhonoPaper」

PhonoPaper」は、マイクで録音した音声を画像として保存したり、表示・印刷された画像をカメラで写すことで再生できるユニークなアプリだ。
生成される画像は、音声の各周波数成分の強弱を濃淡で表したスペクトログラムの上下に検出の目印となる目印が付加された形式。一般的なJPEGファイルとして保存されるので、紙に印刷して受け渡したり、壁などに貼って利用することも可能だ。
アプリの起動直後はカメラ映像が表示され、画面中央の縦線でスペクトログラム画像をなぞるように動かすと、認識された音声がリアルタイムに再生される。カメラの動かし方によって再生位置や再生速度を制御できるのが面白い。スペクトログラムはアナログ的な形式なので、多少映りが悪くても再生は行えるぞ。
録音可能時間は10秒しかなく、音質もどうにか内容が分かる程度なので、実用性はあまり無いかも知れないが、サイバーパンクSFのような独特の雰囲気は一見する価値があるぞ。

PhonoPaper – Google Play の Android アプリ



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起動すると、カメラの映像が表示される。


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録音を行うには、左のボタンでメニュー画面に進み、「New Code」を選択しよう。


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New Codeを選択すると録音が開始され、10秒経過するか画面をタップすれば終了する。


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録音が完了すると、生成されたスペクトログラムが表示される。保存するには右側のボタンを押そう。


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保存先を選択する画面に移るので、フォルダを選択して「OK」を押そう。


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保存された画像をパソコンなどの画面に表示したり、プリンタで印刷したら、起動時の画面の中央に表示される縦線でスキャンしてみよう。画像から読み取られた音が再生されるぞ。


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右側のボタンを押すと、写っている画像の取り込みが実行される。


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取り込まれた音声の再生画面では、タッチすることで再生位置を変更でき、画面上部と下部の左右ドラッグで再生速度やボリュームの調節が可能だ。

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2014年05月04日04時10分 公開 | カテゴリー: マルチメディア | キーワード: | Short URL
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