【Lightning Launcher】縦横比を合わせた背景画像を用意してタイル型ホーム画面に

極めてカスタマイズ性の高いホームアプリ「Lightning Launcher」では、ショートカットやフォルダなどの背景に任意の画像を表示することも可能だ。この機能を利用すれば、Windows PhoneのメトロUIやINFOBARのiida UIのように画像をタイル一杯に表示する形式のホーム画面も構築できる。
しかし、背景に指定した画像はボックスの縦横一杯になるように伸縮して表示されるので、画像の縦横比がボックスの縦横比と一致しないと歪んで不格好になってしまう。

そこで、あらかじめ画像エディタでボックスの縦横比に合わせて画像を切り抜いておこう。
ショートカットのボックスの縦横比は設定によって様々に異なるが、「グリッドから独立させる」でフリーモードに切り替え、数値による座標指定を行うパネルを表示すれば、現在の縦横のピクセル数を調べられるぞ。
あとは、調べた縦横サイズに従って画像編集ソフトなどで画像を切り抜いて保存すればいい。Androidにも画像の切り抜きを行えるアプリは多数存在するが、ここでは定番画像ビューア「QuickPic」を使った例を紹介するぞ。

Lightning Launcher – Google Play の Android アプリ

Lightning Launcher – 日本語 – Google Play の Android アプリ

QuickPic – Google Play の Android アプリ



ショートカットのピクセル数を調査



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ショートカットのピクセル数を調べるには、ロングタップメニューの「位置」→「グリッドから独立させる」を選択。フリーモードに切り替わったら、さらに「位置」→「座標」を選択。


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このように配置パラメータの詳細指定パネルが表示され、「幅」「高さ」としてピクセル数が表示されるぞ。
なお、項目の「ボックス」設定で「マージン」や「境界線」を設定している場合は、そのピクセル数を引いた数が背景画像が表示される領域のピクセル数となる。


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調査が済んだら、「位置」→「グリッドに合わせる」でグリッドモードに戻しておくといいだろう。


QuickPicで任意の縦横比で画像を切り抜き


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QuickPicで切り抜きたい画像を表示したら、メニューの「編集」をタップ。


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画像編集に対応したアプリが他にインストールされている場合は、選択メニューが表示されるので、QuickPicのアイコンが表示されている項目を選択。


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次に下部の左から2番目の切り抜きボタンをタッチし、「解像度」を選択。


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「カスタムサイズ」を選択しよう。


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縦横のピクセル数を指定する画面が表示されたら、先ほど調べたピクセル数を入力しよう。


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切り抜き範囲を設定する枠が表示されるので、位置と大きさを合わせ、右上の完了ボタンを押そう。


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切り抜いた画像は、元の画像の名前の後ろに「~01」などと追加したファイル名で保存される。


ショートカットの背景画像を変更


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Lightning Launcherの項目の詳細カスタマイズ画面で、下部の「NINE PATCHを利用する」を選択。


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先ほど切り抜いた画像を選択しよう。


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このように、縦横比の狂っていないきれいなタイルを作成できたぞ。


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なお、グリッドの分割数によっては、表示領域のピクセル数を綺麗に割り切れないため、マスによって1ピクセル程度の誤差が生じる場合がある。僅かな誤差も許せないというコダワリ派の人のために、1ピクセルずつ交互に白と黒が繰り返すテスト用の画像「test_resizing.png」を用意した。この画像を切り抜いて背景にしたときに、この図の上の画像のような模様が現れていなければ、劣化無しで表示できていると考えていいぞ。

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2014年01月28日01時04分 公開 | カテゴリー: カスタマイズ | キーワード: | Short URL
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