ミスすると最初からやり直しのゲームをAndroidのバックアップ機能で攻略

アクション系のゲームでは、自機が敵にやられてしまうとステージの最初などからやり直しになってしまうことがあるが、後半でやられて簡単な序盤を何度もやり直すのは面倒くさい。
中盤でやられて後半に辿り着けないこともあると、後半のプレイがなかなか上達せず、序盤は目を瞑っていてもクリアできるのに最後まではクリアできないなんてこともある。

そんなゲームをどうにかしてクリアしたければ、Android4.0以降で追加されたアプリデータのバックアップ機能を利用してみよう。
Android向けのゲームでは、ゲーム中で一時停止したままアプリが終了した場合、次回起動時に再開できるように状態がファイルとして保存されることが多い。後半まで辿り着いて一時停止した状態のデータをバックアップしておいて、やられてしまったらバックアップデータをリストアしてやり直せば、退屈な序盤を繰り返さずに済むのだ。
後半の難所は自力でクリアしなければならないが、序盤の通過に時間を取られずに後半だけを繰り返しプレイできれば、すぐに上達して突破できるはずだ。



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Androidのバックアップ機能を利用するには、以下の記事を参考に、パソコンにAndroid SDKやデバッグ用ドライバをインストールして、端末の設定の「開発者向けオプション」で「USBデバッグ」にチェックを入れ、パソコンにデバッグ接続をしておこう。


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「Zombie Highway」の第7ステージは4マイル以上走破するとゴールドメダルなのだが、障害物が見えてからぶつかるまでの猶予が短く、3マイルを過ぎたあたりから運が悪いと回避不能の障害物が出現する。3マイルあたりまで進んだら、一旦バックボタンで一時停止してアプリの画面を抜けよう。


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次に、パソコン上のコマンドプロンプトで「(Android SDKのフォルダパス)\platform-tools\adb.exe backup -f “(パソコン上の保存先ファイル名)” (対象アプリのパッケージ名)」のようなコマンドを実行すする。パッケージ名は、Google Playストアのアプリ詳細ページのURLの「id=」以下にある文字列だ。


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端末上にこのような確認画面が表示されるので、「データをバックアップ」を押そう。


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目標に到達する前に失敗してしまったら、データの復元を行なおう。


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パソコンのコマンドプロンプト上で「「(Android SDKのフォルダパス)\platform-tools\adb.exe restore “(バックアップのファイル名)”」のようなコマンドを実行すると、復元の確認画面が表示されるので、「データを復元する」を押そう。


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再びゲームを起動すると、バックアップ前に一時停止したときの状態に戻っている。


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何度か挑戦したところ、ついに回避不能の障害物が現われずに目標まで到達できたぞ。

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2013年11月05日23時32分 公開 | カテゴリー: エンターテインメント | キーワード: | Short URL
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