いつ撮ったかわかりにくい写真や名前がバラバラなダウンロードファイルは「re.*(Renamer)」で一括リネーム

カメラアプリによって保存された画像ファイルは、ファイル名が通し番号になっていて、名前だけでは何の画像か分かりづらいことが多い。フォルダ内のファイルの名前をまとめて変更できる「re.*(Renamer) 」でファイル名に撮影日時を付与すれば、いつ頃撮った写真かが一目で分かるようになるぞ。
re.*(Renamer)では、ファイル名に通し番号を付けたり、ファイル名中の不要な部分を削除するなど、さまざまなリネーム処理を行える。いくつかの例を紹介するので、ファイル整理の効率化に役立ててほしい。

rerenamer_001端末のメニューボタンを押すと表示されるメニューから「設定」で、日付時刻の書式を設定出来る。「yyyy-MM-dd H-mm-ss」のように区切りの入った書式にすると見やすいぞ。

rerenamer_002メイン画面下部のリストで、先頭に「>」の付いているフォルダ項目をタップして、リネームしたいファイルがあるフォルダに行き、「変換元」と「変換後」を指定して「確認」を押し、どのようにリネームされるかを確認し、問題がなければ「置換」を押そう。

rerenamer_003「ファイル名の拡張子以外の部分」を置換するには、「正規表現」のチェックを入れ、「変換元」を「^[^\.]+」にする。該当箇所を日付時刻に置換するには、「変換後」を「/de/」にしよう。

rerenamer_004「変換後」を「***」にすると、「*」の数と同じ桁数でゼロ詰めされた連番になる。

rerenamer_005正規表現を工夫すれば、区切りのない日付時刻に区切りを挿入するといった高度なリネームも可能だ。

rerenamer_006「置換」ボタンを押せば、置換が実行されるぞ。


リネームルールの一例

JPEG画像の撮影日時やファイルの作成日時を名前にする

変換元: ^[^\.]+
変換後: /de/
変換結果の例: DSC_0001.jpg → 2011-08-31 22-33-44.jpg

ファイル名の前に日時を追加

変換元: ^
変換後: /de/
変換結果の例: DSC_0001.jpg → 2011-08-31 22-33-44 DSC_0001.jpg

区切りのない日付時刻(年月日時分秒)を見易く区切る

変換元: (20\d\d)(\d\d)(\d\d)(\d\d)(\d\d)(\d\d)
変換後: $1-$2-$3 $4-$5-$6
変換結果の例: 20110831235959.txt → 2011-08-31 23-59-59.txt

区切りのない日付時刻(年月日時分)を見やすく区切る

変換元: (20\d\d)(\d\d)(\d\d)(\d\d)(\d\d)
変換後: $1-$2-$3 $4-$5
変換結果の例: 201108312359.txt → 2011-08-31 23-59.txt

年の上二桁を省略した区切りのない日付時刻(年月日時分秒)を見やすくする

変換元: (\d\d)(\d\d)(\d\d)(\d\d)(\d\d)
変換後: 20$1-$2-$3 $4-$5
変換結果の例: 110831235959.txt → 2011-08-31 23-59-59.txt

ファイル名の先頭に3桁の連番を追加

変換元: ^
変換後: ***-
変換結果の例: a.txt, b.txt→001-a.txt, 002-b.txt

ファイル名の拡張子以外の部分を3桁の連番にする

変換元: ^[^\.]+
変換後: ***
変換結果の例: a.txt, b.txt → 001.txt, 002.txt

拡張子「.php」を「.jpeg」に修正

変換元: \.php$
変換後: .jpeg
変換結果の例: image.php -> image.jpeg

拡張子がないファイルに拡張子「.jpeg」を追加

変換元: ^([^\.]+)$
変換後: $1.jpeg
変換結果の例: img001, img002 → img001.jpeg, img002.jpeg

拡張子「.htm」を「.html」に変更

変換元: \.htm$
変換後: .html
変換結果の例: index.htm → index.html

re.*(Renamer)

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2011年09月01日18時15分 公開 | カテゴリー: ファイル管理 | キーワード:, | Short URL
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