GoogleドキュメントやEvernoteなどのクラウド型ドキュメント保存サービスは、ネットに繋がっていないオフライン状態では利用できないという難点がある。そこで、SDカード上にテキストファイルとして保存して「Jota Text Editor」などのテキストエディタと「aGrep」などのテキストファイル検索アプリで編集や検索を行なうという方法を以前紹介した。
だが、この方法では、Microsoft Wordで作成した拡張子「.doc」や「.docx」のファイルなどは正常に読み書きできない。
取引先から送られてきたりしたWord文書をテキストエディタで読み書きしたければ、プレーンテキスト形式に変換してしまおう。Microsoft WordやGoogleドキュメントを、LibreOffice Writerなどのワープロソフトで開いてからプレーンテキスト形式で保存し直してもよいが、Android上で手軽に変換したければ「Doc Converter」を使うといいぞ。

「aGrep」で無理やりMS Wordのファイルを検索したところ、検索結果自体は得られたが、正しく表示できなかった。

Doc Converterを起動したら、「File:」の横のフォルダアイコンをタップして、ファイル選択画面に進もう。

SDカード上のファイルリストが表示されたら、変換したいファイルを選択しよう。

「Convert」ボタンを押すと、変換が実行され、元のファイル名の拡張子を「.txt」に変えた名前で保存されるぞ。

変換したテキストファイルを「aGrep」で検索して表示したところ、正しく表示できた。

・Doc Converter
・アンチクラウド派は「aGrep」でSDカード内を全文検索